見出し画像

年齢制限雑感

寺田寅彦先生がご病気になったとき、その治療法が個人個人に特化したものでなく、おおざっぱにこんな症状の人はこんな治療、みたいな扱いをされて非常に憤慨していた随筆があったと思う。いま、65歳以上から順にとか、年齢で区切ってなんかやろうとしているが(医療行為でなく他にもだが)、これは年齢以外のモノサシを考えるのが面倒だから(あるいは存在しないから)なのか??例えば、言葉としては「肌年齢」とか「精神年齢」とかあるように(かなり基準が曖昧だと思うが)、特定の医療行為を受けれる人はXX年齢以上の方、のように線引きできる技術があればよいだけではなかろうか。「コロナ重症化リスク年齢が50歳以上の人」とか。ハタチぐらいの若者でも、タバコ毎日50本以上吸って、不規則な生活をしていて、子供のころにいろいろな病気にかかっていて、、のような人は実年齢は20だがコロナリスク年齢は80とか。そういうイメージ。コロナじゃなくても、生活していれば出くわす他の年齢制限もキチンと検討したほうがいいじゃないの。「存在しないもの」を創り出すのが「クリエーター」なんでしょ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?