![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71637088/rectangle_large_type_2_7e1af8b01db4fd0619ae37887ab18f1b.png?width=1200)
ごめんよ
今日、私は嫁子を家に残し早朝から仕事(試合)に出た。
試合が終わり、友達と反省会をしようと、温泉に行き食事をして家へ帰った。
22時前。家に到着すると、真っ暗な部屋の中、息子の声がする。
21時にはいつも寝室に行っている2歳手前の息子がまだ起きていた。
寝室を開けると、ふて寝をしている嫁さんの横で息子が「おかえり」と言ってくれた。
「とと、ねんねって(寝んねして)」と息子が言うので横に寝て胸をトントンする。
「トーマスみるねー」「こうえん行くねー」「しゅー(すべり台)するねー」「ぶーぶー(ドライブ)行くねー」「ママねんねー、ととねんねー」息子がいっぱい話してくれる。
私はうんうん言いながら「またぶーぶー行こうね。公園行こうね。」「うん」「〇〇もねんねしようね。」「うん」やけに素直な笑顔で返してくれる。
そうしながら胸をトントンしていると、ものの数分でスッと寝た。
眠りについた息子の手は、私の手を握っていた。
情けないことに私は泣いてしまった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?