【思考】世代交代
今日、職場のパートさんと仕事しながら話していた話題
パートさん
「ちょっと前に娘とディズニーランド行った時に、パレードを観ようと思ったんだけど、もっと昔は娘を前にして私が後ろから観てたんだけどね、その時は娘が私を前にして後ろから観てたんだよね。背丈が違うからっていうのもあると思うんだけど、守る側の親が、子供から守られる側になったんだなぁって悟ったよね」
と。
もう70歳過ぎなのに職場で私のような若者とハツラツとハキハキと話している姿に、いつも元気を貰っているようなそんなおばちゃん。
けれども、そんな人も歳を取れば、ある一定の役目を終えて役割を交代していくのだと思わされた。
続けてパートさん
「でもね、世間一般ではそうやって守られる側になると思うんだけど、子供たちが引率してるようなお爺さんお婆さんとかよく見ると思うんだけど、いつになったら、あんな風に子供達に自分を委ねられるんだろう?と思ってね。その境地が未だに分からないのよ」
と。
その発言はむしろ、いつものハツラツとした姿から想像できる一言であった。
聞くところによると、その境地に至った自分を想像できないとのこと。
自分の両親もそんなことを考えているのだろうか
とか思うと、すごく不思議な気分。
けれども僕自身も、父親の還暦祝いの時に、子供に何かを委ねたような父親の雰囲気を感じずにはいられなかった。
同時に、僕もいつかそうなるのかどうかで心が浮ついたりするのだろうか。
というか、それは子供がいたらの話。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?