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南の島に灯がともる その胸に 抱き続けたともし火が 青空のもと 太陽が見守るグラウンドへ 幾多の灯は 炎となって燃え盛り 北の大地に灯はともる 凍てつく氷原 風雪の冬 凍えた体を温めた 胸に抱くともし火は 今この時 燃焼の瞬間を待ち望む 南の果てと北の果てから 勢いよく揚げられた烽火は 始まりを告げる時の声 燃焼の瞬間が訪れた 時は満ちたのだ 炎よいざなえ 熱き魂を 吹き上げられる炎の柱は 唸り ぶつかり 一体となり 意志と希望と絆が織りなす 甲子