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心のこと

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画像は2019年3月9日、アリーナ前で。プレイオフファイナル初日、サハリン戦直前の空は、こんなにも美しかった。心の動きを詩にしています。
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2021年4月の記事一覧

内に抱く魂の砡 トパーズの衣光り 清廉の虹わたる核心 命の道のりに磨かれて 刻み込まれる幾多の罅 慈愛の雨は降り注ぎ 割れた罅へと沁み伝う 真核を潤す橙色の想い 罅の数ほど沁み渡る真

実感

まったく神様は 厳しめの教育者です 30年も勤めてみれば 少しは楽にできるだろう そんな初めの思いと裏腹に 今の自分に出来るか出来ないか ぎりぎりの苦労試練を与えられ もう疲労困憊です そう思うたびに ほんの少しのご褒美を下さり 何とかここまでやってくれば  わたしの思う通りです  やり遂げられたではありませんか そんなお褒めの言葉を下さり 次の責務を再び与えられる 振り返って今のわたしは 少なくとも30年前よりは ずっと良いわたしです そう思えるのなら この

木霊

分かって欲しい 分かってくれよ わたしを見てよ 自分を見て欲しい 忘れないでよ ずっと 忘れないで これからも ・・・・・ 分かっているわ 分かっているとも あなたを見ているの あなたを見ていたよ  覚えているわ ずっと 覚えているよ いつまでも 心は 木霊する 放つ想いが跳ね返る 心は 木霊する 願う想いが還る木霊

コンセント

子ども達は たいがいエンパスだから わたしの気分に敏感で ざわざわした心持ちだと とたんに落ち着きを失い ぽかぽかした心持ちだと まあるい目をピカっと開いて 一心に学び頑張り始める そうは言っても わたしとて人間ですもの 心波立つ時だってあるの できるだけ できるだけね ぽかぽかheartでいたいから あなたの温かコンセント ひとつでいいのよ わたしのheart温か作戦のために どうぞ空けておいて下さいな ほんとのほんとに お願いよ♪ サクッ ビビビッ⚡️ ほん

振り子

語るか 黙するか 伝えるか 見守るか 促すか 任せるか 求めるか 機を見るか 行くか 退くか 行なうか 待つか 動か 静か 今か 未来か 全ての振り子の位置を 四次元世界の中に置く それらを瞬時に決めていく 大切な応援(仕事)の始まり

道標

今と未来に 意識を保てば 愛しい記憶は 胸の内の奥深く 密やかに誘われ 大切な場所で 優しいままに 真の芯に明かりを灯す 護られた場所で 永遠に輝き続ける光 心を照らし道を示す わたしを導く道標

絆ってね

目の奥にある 心の眼で 見つめ合えること 時が止まり 世界が変わり 二人だけが 生きている 魂が触れる とても温かなこと

道のり

30年以上になる 教職生活のなかで 何度も進む道を 根本から問い直し 再構築を繰り返してきた 子どもは 一人一人違うから その時々の最善を 見極めて選び実行する 見て 感じて 考えて 何を求め 手立ては何か 今を捉え未来を見つめ 手を打ち続けるのが プロとしての私の仕事 それが 教え育むことを 生業とする わたしの生きる道のり 持ち物は  愛

等号

課題 等号の関わりについて考えましょう 等号の関わりとは あなた>わたし ではなく あなた<わたし でもなくて あなた=わたし ということです では あなた(a)と わたし(w)の関係性はどうでしょう aの心 a<w wの心 w<a 互いを思いやる心が大きくあります ということは w<a⇄a<w ・・省略・・ w→a=a→w つまりaとwは 相手を思いやる矢印の強さが 等号により結ばれており よって我々は等号の関係にある ということができます(^^)v ど

青空の如く

人の想いはめぐるもの 白い想いも黒い想いも 発すれば伝わり巡るもの 共有したい感情は 大きな声で叫んでみれば 共鳴しあって増大し 響きあって広がっていき 消したいと願う感情は 巡りわたしに辿り着くたび 一息に飲んでしまいましょう それは珊瑚の死骸が砂となり 海の底へ沈むように 心の底へと少しずつ 少しずつ静かに積もっていくけど きっと わたしはそれでいい 悪しき想いで溢れる前に 喜びが全てを消してくれる 思うたびに全ては清浄となり 心は再び曇りなく 青空の如く澄み

違和感

しっくりと 寄り添っていると 思っていたものに 隙間があると 感じる時には その違和感を大切にする そこには解決すべき 大切な何かが隠れている 違和感の正体を 見定め手入れして 心地よい世界に戻す

リズム

口下手なふたり 言葉のない空いた隙間に 視線を合わせて 笑い合うだけで心地良く 言葉の間に心を繋ぎ ただ想いだけを通わせる 鼓動のような 波動のように 緩やかに重なるリズム ふたりを包み 想い繋がる

私を飾る全てを剥ぎ取り 裸の心のありのままにも 誠の価値を 見つけることが出来るなら 色褪せて年老いてなお 変わらず心を寄り添わせ 魂の奥底で 触れ合うことが出来るなら 生涯かけてあなたの傍に 心置くことを誓いましょう

空色を映して

何色の絵の具を落としてみても ほんの少しも染まることのないような 凛とした意志持つ白に見えました 色は揺らぎの中に見つかります 高揚や落胆 しなやかさ頑なさ 一心不乱も散漫も 揺らぎが空気に電波を送り 見えない色が見えるのです やがて暖かなオレンジを纏う 色とは違う光を帯びて 含んだ結晶がきらきら輝き 真っ直ぐ見つめていられないほど そして明けたばかりの空のような 青く澄んだ空色を映し 最後まで何色にも染まらないまま 清廉さと光を残していきました。 瞼を閉じてもなお鮮