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心のこと

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画像は2019年3月9日、アリーナ前で。プレイオフファイナル初日、サハリン戦直前の空は、こんなにも美しかった。心の動きを詩にしています。
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2021年1月の記事一覧

なぜならそれは 至極透明であり 緩やかな粒子の振動で 触れる場所から混じり合い 次第に重なり合うもので 透過する陽光に誘われ 仄かに光り輝き始める それは わたしのものであり あなたのものであるもの

出会う

多くの才能に 支えられ 多くの輝きに 照らされ 多くの愛に 温められている わたしは出会う 原石に 星々に 太陽に だからわたしは 私自身の人生を誇る

行く先

目前に困難が有るのなら それを乗り越えることで 新たなスキルをまた1つ 獲得出来るのだとすれば それらをパズルのように 組み合わせて創造し 全てが必要な最終地点の イメージが浮かび上がれば その先の道筋が見えて来る 何に成り 何を為す者か

心躍り 心奮わせ 心動かし 心添わせ 一心に見つめ 一心に祈り 心ひとつに 在りたいと願う ただ ひとつのこと

動く

生の水  津々と染み渡り 命の光  燦々と降り注ぐ 核に力漲り 心動き始める 気合いが入ってきました🔥

ちゃあんと

澄んだお水に 見えたとしても 底に澱があるのなら 何かの拍子に震えたとたん たちまち濁ってしまうから いっそ一度かき混ぜて 濁った中身を確かめて  これはいる  これはいらない 浮かぶ澱を掬い取り それから わたしのお水にするの ちゃんとかき混ぜ ちゃんと浮かべて ちゃんと確かめて それから  ちゃあんと綺麗にするの

微睡む

たてがみを持つ赤い猫 日向の窓辺で微睡んで 艶めく赤毛は凪いだまま 藍の夢中にゆらゆらと 日の輪を冠する赤い猫 金の瞳は固く閉じ 時の先の有りようを 金の夢中でゆらゆらと まだ微睡の中にあれ 優しい今に抱かれて眠れ 清風を纏う赤い猫 来たる時まで ゆら ゆら ゆらと

青色の風がびゅうびゅうと 胸の内に吹いている わたしの心と別の風 何故なら私は幸せで 橙色の風がほわほわと そよいでいるはずだから 銀色の風がごうごうと 私の内に吹き荒れている わたしの心に誰の風 凍えるほどに冷え切った 青と銀に交わる風が わたしを内から凍らせる 大切だと思う人に なぜ会うことが 出来ないのだろう わたしは私だけでなく 大切な人たちと共に 幸せでいたいと願います 今宵 風が伝える事を 言葉に変えたコトです

信頼

いつも 優しいわけじゃなく 時々面倒だったとしても 本当に温かい人の 本物の強さと優しさは 最も大切な局面で 必ず 発揮されるもの そう信じていられる それが信頼です

火龍

たてがみを持つ赤い猫 胸に抱かれ静かに眠る 火龍の姿を模した猫 撫で慈しみ穏やかに在り 䯛の内で静かに眠る 時が来るまで たてがみは鎮め 瞳も閉じたままにあれ 胸に抱かれ無音の闇へ 金の目を伏せ静かに眠る 夢を見ました。赤い猫を託される夢です。日の輪のようなたてがみがあり、金の瞳をしています。もしかすると、猫ほどの大きさの火龍だったのかもしれません。 しばし預かることにしましょう。その日が来るまでの少しの間。そしてそれが、必要な時にお返しします。 今日もゆっくりゆ