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心のこと

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画像は2019年3月9日、アリーナ前で。プレイオフファイナル初日、サハリン戦直前の空は、こんなにも美しかった。心の動きを詩にしています。
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2020年9月の記事一覧

星降る夜

藍に忍び 金の花弁散る ひとひら 胸に滲み ふたひら 内で燃え みひら 全てを駆け巡り わたしを透かし 光瞬く

世界

天上の妙なる調べのようにして 巧みに織り描かれるのは極彩色 痛みの黒 喜びの橙色 失意の灰色 愛の黄金 満天の星々ほどの色合いで 人生の終わりに向かい 極上の織り物は成っていく 縁の導きに編まれる糸は 人の心に煌めく真 心響かせ繋ぎあおう 喜びに共振し  悲しみは分かち合おう わたしはあなたと融合し 我らの絵図は描かれていく 人生は重なり層をなし いつか世界となるだろう 世界の一部はわたしであり わたしは世界と成っていくのだ 痛ましい報を聞くたびに、胸がとても

始まり

始まりはいつも 信じるところから 自分が信じる なにがあっても どう試されても 真に得たいと 願うのなら

注ぐ

心がカチンと 固まると 何も感じず 響かないから 心へあげる お水が欲しいの ゆるゆると 潤し溶かし 細胞分子の 1つ1つが ふるふるふると 振動を始めれば 世界の彩りを 輝きのままに 感じられるから 夜空に広がる 星々に会いたくて 月の表に映り輝く あなたにもっと会いたくて だから どうかお願いです わたしの心に たっぷりの 誠の滴を注いでください

生き方

わたしにとって わたしという 生き方を 真っ直ぐに進むことが 一番 心地良い

ひとつ

金の鈴 ひとつ震え 銀の鈴 響き奮え 金のしずく ひとつ触れ 銀の盆へ 秘密降りる ふるふる ふるふる 響き溶ける 世界 ひとつ