漫画のうまさ
えーー。
先日冨樫義博展に行ってきました。もちろん、桑原さんを見にね。
もうね、大興奮です。私はね、桑原和真さんのファンなんで、生原稿が壁にウワァーと飾られているわけです、桑原さんの生原稿の前で立ち尽くしたよ。立ち尽くすだろそりゃ。生原稿だぞ。
まあ他にも色々たくさん飾られていましてね。(桑原さんがメインみたいな言い草なんですが私にとっては実際そうだったので、別にいいでしょ。フン…)そこに冨樫からのメッセージ的なアレ(アレというのは、紙です)も一緒に飾られておりまして、そこにはこのようなことが書いてありました。
「漫画は登場人物が何をしてるか伝わるのが一番重要(うろ覚え)」
──はて。
ブワァー蘇る記憶。
ガキの頃、自分で描いた4コマ漫画を母親に見せたことがある。
どういった内容だったかは忘れてしまったし、この話の上では重要ではないので割愛する。その時に母親に言われた言葉が、
「どういう意味かわからない」。
母親(ワンピースを数巻読んだことがある程度の漫画リテラシー)に見せたことも要因としてはあるのかもしれないが、自分の中ではなかなか良くできたぞ!と思って見せただけに、肩透かしを食らったことを強く覚えている。
個人的には、自分は今のところ漫画を描くのが好きだけど、下手だなぁと思っている。というのも、描いた漫画を後から読み返すと前述の通り何をしようとしてるのかわかりにくい。場面転換が下手、構図がいまいち、このセリフ言い回し工夫すればもっと文字数削れただろ、このセリフ前後逆の方がいいだろうが、とかそういうのがめちゃくちゃ見つかる。だから読み返すと凹むし、こんなのを製本するな〜!!!!と思ってさらに落ち込んでしまう。
漫画がうまくなるにはどうしたらいいんだろう。動作と感情を、空間と時間で割っていく練習をするのがいいのだろうか。とにかく描きまくるしかないのでしょうか。でも読み返したら凹むから描きたくないよと思ってしまう。でもうまくなりたいんですけど!!!ええ?どうすればいいんだよ。
でもさ、
自分以外の人間がかいた漫画を読んでいる時……え!?!?!?!?この人漫画うま!!!と思う瞬間があってさ、そういうときすごく嬉しくなるんだよね。漫画の時間や感情の流れの認識が抜群にうまく行った時に、こういう気持ちになるのかな?
私も漫画うま!!と思われたいよー!!!!!!!!
畜生が。
頑張って漫画描くぞ……
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