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ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則/ジム・コリンズ/★★★★★

名著中の名著。Goodで終わらずに、Greatになるためには、飛び道具ではなく、弾み車の好循環こそが大事と説く。第五章の3つの円(単純明快な戦略)は中々難しいが、それ以外は非常に明快。

▼おすすめのヒト
・組織長、中長期計画を考える役割の方
・目標は達成しているが、これでいいのかと不安・危機感のある方

▼印象的なコト
・まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、次にどこに向かうべきかを決めている。戦略、戦術、組織構造、技術も、誰を選ぶかを決めた後に考える。
・本当の問題は、従業員や幹部の動機づけに努力するかではなく、適切な人がバスに乗っているか(全員が意欲的である)、人々の意欲を削ぐ障害を減らせているか、である。
・骨太方針(3つの円の中心)に当たらなこと以外はやらない、このやらないことが非常に重要。
・Greatになるため重要だったこととして、new techをあげた人はほぼいない。技術が急激に大幅に変化する時期にすらも、「這い、歩き、走る」ことが効果的である。

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