「面白い人」であることの重要性
SNSで集客していくときに、かなり大事な要素として、
「面白い人である」
というのがある。
カンタンに言えば
「面白い人には人が集まる」
「面白くない人には人が集まらない」
ということになる。
非常にシンプル、かつ厳しい法則でもある。
いま集客がうまくいってない人は
「ああ、わたしは面白くないんだ」
とヘコんだりもするだろう。
しかし、そこにはちょっと誤解がある。
俺の考えでは
「人は本来、みんな面白い」
のだ。
けれど、「面白い人」と「面白くない人」がいる。
じゃあ、その違いはなんだろうか?
それは
「面白さが世間に伝わっている人」と「伝わっていない人」
がいるということだ。
つまり、いまSNS集客がうまくいってない人は
「面白くない」
のではなく
「あなたの面白さが伝わってない」
のだ。
これは中学高校時代なんかを思い出してもらえればよくわかるだろう。
年度が変わってすぐの4月なんかは、目立つ人、いわゆる「陽キャ」が幅をきかせている。
「目立つ人」が「面白い」と興味を持たれるのだ。
しかし、球技大会や遠足、体育祭と文化祭を超えて2学期も終わりに近づくと、
だんだんと地味な「陰キャ」にも日が当たってくる。
「この人、地味だけど、趣味がマニアックで面白いな」
「目立つことはないけど、センスがいいな」
「よく見たら、意外に美人だな」
ということで、「その人らしさ」が徐々に出てくる。
俺もそうだった。
高校入って半年くらいは、ぜんぜん自分が出せなくて、派手なやつに押されていた。
小中では「ひょうきんもの」の側面もあったが、高校入学式から半年くらいは、ダジャレのひとつも言えずに、「お勉強が得意なキャラ」みたいになってしまっていた。
しかし、文化祭の準備中、あるタイミングで不意にダジャレを吐いた。
そのときに五十嵐さんが
「あ、尾関くんも、そういうこと言うんだね」
と言って、徐々に「すべり芸」の人として認識されるようになった。
そして高2のときには文集で「クラスで面白い人 1位」に選ばれていた。
この流れの中で、俺はいきなり「面白い人」になったのだろうか。
いや、違う。
もともとダジャレを授業中に飛ばすキャラだったのを抑えてしまったので、「真面目な人」と「誤解」されてしまっていたのだ。
そこから勇気を出して「初ダジャレ」を飛ばしたことで、徐々に小中学校時代の「面白さ」が認識されはじめたのだ。
さて、あなたは今、SNSという学校の中で、
「じぶんの面白さ」
を全開に出来ずに、縮こまってないだろうか?
いや、ふだんの生活の中で、「もともと持っている面白さ」を抑えて、真面目な顔して暮らしてないだろうか?
もしそうだとしたら、それこそが、あなたのSNSに人が集まらない理由である。
あなたはもっと「変」な人なはずだ。
あなたはもっとスケベな人なはすだ。おれ
あなたはもっと、おかしくて、普通じゃなくて、ヤバい部分があって、尋常じゃない行動をして、ちょっと変態的なことを考えているはずだ。
「面白い人である」
というのは、それをそのまま出していくことだ。
そのとき必要なのは「勇気」。
「変に思われないかな?」
なんて躊躇している余裕は、起業家にはないよ。
むしろ、
「変な人に思われろ」。
なぜなら「変な人」イコール「面白い人」だからだ。
だから、どんどん「変な部分」を出せばいい。
かといって奇抜になる必要はない。
そのときのポイントは
「面白い"行動"をする」だ。
なんでもいい。
あなたのホンネから生まれる「変な行動」。
自転車で日本一周してもいいし、
仕事ばっかりしまくってもいいし、
ガジェットを買い漁ってもいいし、
三日三晩、断食してもいいし、
「え、なにそれ、どーゆーこと?」
「なんでそーなるの?」
「なんで、それができたの?」
みたいな興味を持たれる行動。
その突き抜け感が「面白さ」を生む。
俺なんかは以前、夜の生活をセキララに綴ったブログを書いたときは、やはりバズった。
「ここまではなかなか書けない」
と興味を持たれたのだ。
ブログやメルマガを何年も読んでくれる人がいるのも、どこか
「面白い」
と思ってもらえるからだろう。
さぁ、あなたは今、どのように「面白い部分」を抑えてしまっているだろう?
どこが小さくまとまってしまっているだろう?
あなたはもっと変な人。
あなたはもっと面白い人。
その面白さを待ってる人が必ずいる。
ちょっと怖いと思うけど、あなたの突き抜けた部分を、生活の中でもSNSの中でも、ありったけに開いていこう。
今日のまとめ。
❶起業家は面白い人であれ
❷面白い=興味を持たれる
❸人は誰でも面白い(はず)
❹生活やSNSで、抑えている自分を見つける
❺勇気を持って、それを出す
❻面白い部分=変な部分
❼ホンネに沿った、突き抜けた「行動」をせよ!
❽それをそのまま書けば、面白いSNSになるよ!
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