独身の戦い方と、家族・子持ちの戦い方は違う。同じ戦い方をしたら潰れるよ、という話

思ったよりもハイパー長文になってしまった(笑)時間があるときにでも、よかったら読んで欲しい。

20代独身の人の戦い方と、30代(に限った話じゃないけど)既婚者・子持ちの戦い方は、根本的に違うって話。

僕は両方の時代を経験していて、20代独身の当時と、今の僕では、戦い方も、訴えたいメッセージ・目指して欲しい未来もぜんぜん違う。だから、それぞれの戦い方や、スタンスについて語ってみた。

僕は20代中盤の、独身の頃から起業したので、そのときは今と違ってもっとイケイケだった(笑)

だって、失うものなんて無いし、嫌われてなんぼだし、アンチもどんと来いって感じ。昼夜逆転上等。朝まで仕事したり、朝まで飲んだりして、始発帰り(僕、飲めないけどねw)。

人にも同じスタンスを強要していました。

「睡眠時間削り倒してやるのが、当たり前でしょ?子供がいる?残業がある?関係ねえよ」ってくらいに、言っていた。いやマジで(笑)

あの時、あなたが僕に出会っていたとしたら、マジで僕のことを嫌いになっていたかも知れないね。

あと、若かったので最悪、失敗したらまたやり直せばいい。悪評がたったら、名前でも変えてまたやり直せばいい。

全ては「お金」。お金が全て。お金が一番大事。お金稼げんとかクソ。ゴミ。お金の為なら他のすべてを犠牲に出来た。

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だけど、30代になり、結婚して子供が生まれてから、何よりも大事なのは「家族」になった。

今でももちろん、「お金」は好きだし、お金を得るためなら何でもやる覚悟はある。家族を養うためには、結局「お金」が必要だからね。独身の時以上に、お金が必要。

それでも、何が優先かと言われれば「家族」なんよね。

家族(特に子供)ができた後に、独身のときと同じ戦い方が出来るか?っていったら、出来ないわけよ。大切な家族を失う羽目になってしまうかも知れないから。

20代は「攻める戦い方」、30代は「守る戦い方」へ変化した

だから、ガラっと戦い方を変えた。
20代の頃は「攻める戦い方」。
子供が生まれてからは「守る戦い方」。

独身(特に20代)は、ガムシャラでいいんだよ。睡眠時間も削り倒して、他のすべてを犠牲にして、やり倒せばいい。俺もそうしていたし、今まさにそうしている20代も多いハズ。

…昔の俺みたいに、自分と同じスタンスを強要するのは違うけど(笑)

ただ、ちょうど子供が生まれたのが30になってからだったんだけど…
20代独身の時と同じ働き方をしていたら、「家族との時間が全く取れない」ことに気がついたんだよね。

子供が生まれてすぐも、朝帰りとかやっていたから、今でも奥さんに

「あの時(子供が0歳だった時)、1人で超大変だったのに、アンタは…」

って言われる汗。7年たった今でもね。女性で、旦那さんに対してそういう想いを抱いている人は、結構多いと思う。本当に申し訳ない。

あと、将来的に子供が大きくなったときに、「今の働き方・やり方って、本当に子供に誇れる働き方なんだろうか…」ってことを、考えさせられたんだよね。

小学校で「お父さんはどんな仕事をしていますか?」って聞かれたときに、なんて答えるんだろう。

「ずーーーーーっと一日中、休みの日もお構いなしにパソコン触っていたり、ずっと家にいません!」とでも答えさせるのか?と。

そんな姿を考えたときに「このままでいいのか?」と。だから、働き方を変えた。

アフィリエイトやコンテンツビジネスにおいても、ほぼ自宅完結型にした。
以前まではとにかく、家族も子供もほっぽらかして積極的に外に出ては、奥さんに大変な想いをさせていたから。

奥さんは奥さんでやりたいことがあるのに、全て任せっきりにしていたから。

今は、奥さんになにかあったり、やりたいことがあったら「子供は任せて、行っておいでよ」と言えるようになった。

◆20代の頃に目指していた・目指して欲しい未来と、今の俺が目指してほしいと思う未来は、もう違う

昔の僕を知っている人からしたら、「丸くなったなあw」って思うかも知れないね(笑)

そう、丸くなったんだよ。いや、大人になったと言ってもらいたい笑

だって、子供が生まれてから、目指す未来も、目指して欲しい未来も、やりたいことも、伝えるメッセージすらも、すべてが変わったんだから。

子供が生まれる前の、俺が目指して欲しい・訴えていたメッセージは「自由」「脱サラ」。俺も脱サラして自由になることを目指して、アフィリやコンテンツビジネスに手を出したんだから。

でも、子供が生まれて、月日がたち…「自由」や「脱サラ」は、どうでも良くなった。そもそも、子供がいる時点で、独身の頃に目指していた「自由」って、結構厳しいんだよ。家族・子供を捨てない限りはね。

そして、脱サラがどうでも良くなった理由は「家族を守るための手段として、サラリーマンは最適解の1つ」だと今では思っているから。起業家なんて不安定そのものよ。いつ終わるかも分からない。

独身の頃なら、起業で潰れてしまったら自分が潰れるだけ。家族がいたら、家族を巻き込んで潰れることになる。

でも、サラリーマンとして、安定収入があれば、少なくとも家族は守れるでしょう?

だから、最近は「別に、無理して脱サラしなくてもいいんじゃない?」ってメッセージに変わった。むしろ、脱サラして収入が無くなったら、家族が不幸になるでしょ。それは、家族を持つモノとして、本望じゃないから。

◆自分を、家族を、犠牲にする働き方が、本当に正しいのか?

ただ…「自分や家族を犠牲にしてまで働く」ことは、俺は違うと思っている。

サラリーマンのすべてがそうではないと思っているけど、おそらくネットビジネスをやろうとしている人の多くは「自分や家族を犠牲にする働き方」になってしまっている人が多いんじゃないかなと思っている。

家族を守るためにお金は絶対に必要だし、そのためにガムシャラに働かなきゃ行けない!というのも本当によく分かる。そのために、今、つらくても頑張ってるんだよね。

ただ、ドンドン体も心も疲弊していくし、ストレスも溜まっていく。その溜まったストレスの矛先は…そのほとんどは、家族に向いてしまう。守りたい家族なのに、本末転倒だよね。

それで、家族仲が悪くなってしまったり、子供が仕事に対してネガティブな印象(仕事は大変で、いつも怒られて、楽しくないものなんだ)をもたれてしまう。なんのために働いているか?分からなくなるよね。

俺は起業しているのに働き方が間違っていたから、一時期はまさに上記のような状態になってしまっていたことがある。

俺はやっぱり将来的に、子供には「誇れる父」でありたいし、「仕事は楽しいもんだ」と思ってもらいたい。

俺がイヤイヤ仕事していたり、一日中仕事していたり、ずっと家にいない姿を見せてしまったら、子供は仕事に対していい感情は抱かないだろう。

人生の半分以上が仕事なのに、子供が仕事に対していい感情を持てないって、人生の半分を損させていることと同じじゃないか。子供の人生の半分を奪うことと、同じじゃないかと。

だから途中から、働き方や仕事内容をガラっと変えた。「仕事中心」から「家族中心」に変えた。2018年くらいからかな。

それまで週1~2回以上は、一日中家にいないみたいな生活をしていたのを、月1回飲み会にいくかな?くらいのレベルにした。もちろん、遅くなっても終電まで。翌朝には子供をぎゅっと抱きしめる生活♪

そして夕方、保育園や学校から帰ってきた子供と一緒に遊ぶ生活。土日も子供と、家族と、過ごせる生活。

コンテンツ販売に関しても、それまではほぼ手動たったのを、できるだけ自動で売れるようにしたり、サブスクを導入したりもした。

コンサルに関しても、対面のコンサルは超高額にして受け入れる人数を減らし、自宅でも出来る通話コンサルをメインにした(それでもありがたいことに、毎年対面コンサルの依頼は絶えないけど)。

最近では、「息子が帰ってくるまでには絶対に仕事を終わらせる!」と決めて、それまでに仕事を終わらせるようにしている。子供との時間を大切にしたいじゃない。夜に通話やセミナーが入ることもあるので、100%ではないけどね。

正直なところ、仕事のスタイル・スタンスを変えてから、売上は一時的に落ちたよ、ガクっとね。そりゃ、いきなり方向性を変えたんだから、戸惑って離れる人がいて当然だと思っている。ブレたなと思われたこともあったかもしれない。

それでも信じて付いてきてくれた人はいたし、新しい僕に対して興味を持って、付いてきてくれる人も出てきた。
こうして、信じて付いてきてくれた人が結果を出したときは、本当に、何よりも嬉しいもんだよ。

だから、自分が大切にしたいなと思った人には、どんな状況でも、手を差し伸べていきたい。今も、これからも。

◆自分を、周りの人を、犠牲にしない仕事スタンスを提案していきたい

最近まで「俺って、どんなメッセージを伝えたいんだろう?」「どんな未来を目指してほしいんだろう?」って、迷っていたフシがある。

人が憧れを抱くような、大きな夢があるわけでもない。世界を変えたいとも、世間をあっと言わせたいとも、大勢の人を変えたいとも思ってない。だから、何を伝えればいいんだろうな?と。

特に、多くの人を引き付けている人は、「でっかい夢」「壮大な計画」を掲げていることが多い。そういう姿をカッコいいなとも思うし、憧れもある。

「じゃあ、自分はなんだろう?」って考えたときに…なんにも出てこないことに気がついたんだよね。

なんだったら僕は、「周囲の人が幸せになればそれでいいんじゃない?」ってスタンス。

でも、「俺はそれでいいんじゃないか?」って思えるようにもなってきた。

だいそれた夢も想いもあるわけじゃない。だけど、「身近な人を、大事な人を、そして自分を犠牲にしない・大事にする」。そういったスタンスを、伝えていければ、提案できればいいんじゃないかな、と。

例えばアフィリエイトやコンテンツ販売においても、「低単価商品を毎月売り続けるスタンス」は、確実に自分を破壊していく。数が売れれば売れるほど、ドンドン、シンドくなっていく。かつ、安定的な収入を得るためには、新規の低単価商品を毎月200件レベルで売り続けないといけない。これって想像以上にシンドいよ?

それに、1,000円前後の低単価商品を手にする人って、ぶっちゃけ文句を言ってくる人もかなり多い。

何言われても動じない精神を持っている人ならいいんだけど、そうじゃないなら、マジで病んでしまう。

確実に、自分も、家族も、お客さんも、すべてを犠牲にする働き方。

それよりも、例えばサブスクサービスを構築して毎月安定的に収入を得たり、コンサルを獲得するにしても「高単価・少人数」にしたり。後は、コンテンツが自動で売れるような仕組みを構築したり。

そうすれば、自分を犠牲にせず、お金も安定的に受け取ることが出来る。
余った時間は、あなたが好きなように使えばいいんです。

家族や大切な人と過ごすもよし。やりたかったことをやってもよし。行きたいところに行ってもよし。僕は、今後も、そういうスタンスを提案できればいいなと考えています。

…自分のもやもやした言葉を、感情を伝えるのに、どれだけ時間を使ったんだって感じですが(笑)

でも、なにか響くものがあれば嬉しいし、スタンスに共感できる人がいたら「いいね」とか、コメントくれると嬉しい。

コメントが面倒な人は「やるぞ!」でOK!

PS

自分や家族を犠牲にしないというところで、最近は健康にもかなり気を使っています。具体的には、睡眠時間をしっかり取ったり、毎日運動したり、生活リズムを整えたり。

仕事も、25分単位でやるようにして、5分休憩を挟む(その間は、立ったり軽い運動をしたり)。

結果、仕事の集中力も上がり、仕事も効率的に、以前よりも短時間に終わらせることが出来るようになった。

特に30代で健康に気を使ってないと、50代くらいになって一気に来るからね。一度体を崩してしまってから後悔しても、手遅れなんです。

どんなに気をつけたって体はドンドン衰えていくものだけど、「あの時、ああしておけばよかった」って後悔が無いようにはしたいよね。俺は子供とできるだけ長く遊びたいし、早死もしたくないので、今のうちから健康に気を使いまくります!

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