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移動式子ども食堂を始めた理由

2022年9月3日(土)に流山で第1回目の移動式子ども食堂を開催いたしました。

元々、前から
子ども食堂のお手伝いをしに行きたいな
と頭の中にはありましたが

なかなかスケジュールが合わず、
連絡も一度してみたけど返事が来ずで
どうすればいいのか分からず、
行けずじまいでした。

そんな中
7月終わりに友人から
移動式子ども食堂をやらないか
というお話をいただき、

すぐに飛びつきました。

自分でやるのが1番早いし、
そして移動式というのがとても魅力的に感じたからです。

即決!即断!即行動!!ということで

そこから1ヶ月で
場所などもろもろの準備をすすめて
開催することになりました。

当日出店したものはこちらになります。

・キッチンカー3台(てぃふぁちょ・お肉ファクトリー・子ども食堂)
・スーパーボールすくい(山勝角ふじ提供)
・おかしつり(流山F.C.の選手担当)
・伊藤園のお茶犬保冷バッグ配布
・大人の方へプレゼント(油、パック、ジャムなど
)

子どもたちの喜ぶ姿や、
子どもたちを見て微笑む大人の姿を

たくさん目にすることができて、

とてもやりがいがあり、
本当に嬉しかったです。


さてここからが本題ですが、

なぜ私が移動式子ども食堂をやろうと思ったのか。


私は2人子供ができたあと、
シングルマザーを経験しています。

シングルマザーになった時、
本当に本当にたくさんの方々に
助けてもらいました。

自分が大変な時に助けてもらえたことが
どれだけ嬉しくて、心強かったか。

一生その気持ちは忘れません。

その経験がきっかけで、

いつか絶対に
困ってる人のために
手を差し伸べられる人になろう。

という強い思いが生まれました。

その想いが土台となって、

自分のことより人のために動ける人でありたい。
たくさんの人に頼ってもらいたい。


という気持ちも生まれ、
その延長線上に子ども食堂がありました。


さて、熊谷市から始まった
移動式子ども食堂
移動式とは何か。

最初はピンと来る方は少ないかもしれません。

流山にはすでに子ども食堂は
たくさんあるのですが、
あまり子ども食堂がない地域では、

★遠すぎてなかなか行けない。
★そこに行くのに交通費かかってしまう。

という問題で子ども食堂にいけない子達がたくさんいます。

そこで!
遠くて行けないという子達のために
キッチンカーを呼んで
子ども食堂がない地域にこちらから行って回ろう。

そうすればその問題はクリアできる。

これが、移動式子ども食堂ができたきっかけです。

キッチンカーは基本、
普段営業している方をお呼びするので、

プロの味を子どもと妊婦さんは無料で
いただくことができます。

これはとても魅力的だと思いました。

また、コロナにより、3年前から
子どもたちが楽しめるイベントが
次々となくなりました。

お祭りも、花火も、お餅つき大会も、
イベントらしいイベントは今だにほぼ中止。

何か子どもたちが楽しめるイベントをやりたい!

そうだ、
移動式子ども食堂を
ちょっとしたイベント化
してしまえば
一石二鳥じゃないか!

ということで、
友人に相談してスーパーボールすくいを
無償で提供してもらえるようお願いをし、

お菓子も普通に配るのではなく
お菓子釣りにしたらどうかと
友人からアドバイスをもらい、

小さなイベント感を出すことを
理想として準備しました。


移動式子ども食堂あいだいな〜in流山は
今後もそういうスタンスで運営していこうと
思っています。

子ども食堂は、
貧困家庭への支援
として生まれたものですが、

・貧困家庭だと思われたくないから行きづらい。
・ご飯に困ってはないけどもらいに行っていいのだろうか?

いろんな思いからなかなか行きづらい人も
たくさんいるのが現状です。

ですが、このように

子どもたちが楽しめるから
ぜひ遊びに来る感覚できてね〜


と誰でもウェルカムな状況を作っておけば、

普通にたくさんの人が来ますし、

貧困家庭の方も気後れせず安心して足を運べる。
そして子どもたちも楽しめる。

今の日本は暗いから、
少しでも明るくなってほしい。

子どもたちの笑顔は、
ママパパはもちろん
大人を笑顔にし、

ママの笑顔は
家庭を明るくする。

皆さんの
ハッピーの連鎖を作るきっかけになれば
私はとても嬉しいです。

これからも
移動式子ども食堂あいだいな〜in流山
をよろしくお願いします。

小沢えみり。

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