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「わからないことがわからない」から脱却する7つの力

久々に個人でnoteかいてみます。

TechTrainというサービスを世の中に出して1年4ヶ月が過ぎました。ユーザー、面談数ともに数千件になってきており、まだまだ課題だらけですが、徐々に口コミでファンも増えてくれてて嬉しいです。

そんな中でよく耳にする「わからないことがわからない」という話について思ったことをザーッと書いてみます。

■「わからないことがわからない」は使い勝手のいい言葉。

相談する側もされる側も「わからないことがわからない」という言葉を発した時点で大体思考停止していると思います。私自身もメンターとしてユーザーの相談に乗る時に、「ああ、それはわからないことがわからない状態かもしれないね」という話を何百回としてきましたが、よく考えると使いやすいがゆえにその言葉を印籠みたいに使っている感じがして少し反省してます。「じゃあどうすればいいの?」について漠言語化してみます。が、よく考えると使いやすいがゆえにその言葉を印籠みたいに使っている感じがして少し反省してます。「じゃあどうすればいいの?」について言語化してみます。

■「わからないことがわからない」からの脱却する7つの力

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では「わからないことがわからない」から脱却するにはどうすればよいのか。どんな力が足りていないのか。

・言語化能力
・情報構造化力
・要素分解力

このあたりを念頭におきつつ、もう少し砕いてイメージを書いてみました。

・過去/未来の時系列
・上司に話すか/自分でやるかの区別(巻き込むか自力か)
この2軸で整理してみます。

①白旗力(自己開示力)
・「知らない」と「わからない」は全く別物。
・知らないならググって情報をかき集めろ。
・5分考えてわからないなら、わからないといえ(白旗力)
・聞いたことある、はビジネスでは知らないと同じ。聞け。
・変なプライドで知ったかぶりすればするほどどつぼにハマる。
・企業で働く上で変なプライドいらない。
②言語化力
・やりたいことはなにか
・いつまでにやりたいのか(締め切りを決める)
・いまどこまで何をしたのか
③箇条書き力
・②をやる際に冗長的な説明になっていると周りも理解できない
・自分が100わかっているものも相手に伝えると70くらいでしかつたr割らない。自分が120くらい理解してないと伝わらない。
・複雑なものは箇条書きで書く。
「WANT(やりたいこと)、FACT(今どういう状態か)、ACT(何をしたか)」を箇条書きで書く。
・1行が30字以上になっている時点で説明が冗長的。相手に伝わってない。
④対処力
・緊急度と重要度が高いものが何かを1個に絞る。
・いつまでに何を解決するのか。1個に絞る(2回目)
・わからない場合は①(白旗力)に戻る
・どうなれば解決か、ゴールイメージを上司からのセリフイメージで握る
・報告の頻度、報告の仕方を手書きでもいいのでビジュアルイメージで握る(こんなエクセルでいいですか?こんな資料を3枚程度でまとめればいいですか?等)
・とにかく高速で解決することが1番。
・何をどうするのか、自分が実際にやるイメトレを何回もやる
⑤見立て力
・④で対処した後に、何が起きるか先読みする。
・飲食でいうと飯出した後、バッシング→デザート→コーヒー→会計みたいな。
・最初から全部かけなくてOK。対処後の1手を考えて言語化する。
⑥妄想力
・⑥よりももう少し先、もう少し深く考える力。
・もし今の10倍、100倍のユーザーだったら(倍々の妄想)
・もし今あるものがなくなったら(最悪の妄想)
・ポジティブサイドとネガティブサイドの妄想をし、妄想の反復横跳びをしておくと、いざ有事のときに準備体操できているので精神的にテンパらない
⑦他己紹介力(ホットライン力)
・あの人はあれが得意なので〜をたくさんドキュメント化しておく
・困って調べてもわからないときにノールックで相談できる人を増やす
・組織が大きい場合は社員名鑑のようなものを作ってホットラインを探す手間を省くのもよい(但し、問い合わせがくる社員も偏る為、バランスが必要)

個人的には①(ここまで調べたけどわからないから教えて!と言える)と⑦(他の人に興味を持ち、活かす)が結構ポイントな気がしました。

多分まだまだ粗いので、この「わからないことがわからない」問題に向き合い、U30エンジニアのスキルアップ、イケてるエンジニアの輩出に貢献できるように今日も頑張ります。



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