好物は何かと聞かれたら 2023.07.17

祝日の月曜日。
起床、ソファでだらだら。朝食、洗濯、身支度。

夫が梅田の本屋へ行くというので、ワイヤレスイヤホンを買いたかった私も一緒に家を出る。
茶屋町のジュンク堂へ行き、おのおの見たい本をぶらぶらと見るも夫は目ぼしい本がなかったようで図書館へ行くことにする。

その前にロフトでアンカーのワイヤレスイヤホンを購入。前に一度見にきた時と同じお姉さんがいて、親切に対応してくださった。以前使っていたソニーのものが故障してしまってからは家にあったアップルの有線のイヤホンをしばらく使っていたけれど、私の耳には合っておらず痛かった。これでようやく心置きなくラジオが聞けるのでうれしい。これはいい買い物だ。

紀伊國屋書店近くの中華料理屋さんで昼食。皿うどんを食べる。
御堂筋線で心斎橋へ出て鶴見緑地線に乗り換える。するとホームが若い女性でいっぱいだった。なにごとかと思ったら京セラドームへライブに行く集団と一緒になってしまったようで満員電車の様相に。ジャニーズのもう私にはわからないグループのライブのよう。
若い女の子を観察していると面白い。メイクの仕方がもう全然違う。しっかり化粧している子はたいてい涙袋がぷっくりと強調されている。言動もみんなかわいらしい。今から推しに会える嬉しさが車内の空気をピンク色に染め、もんわりと充満している。年取ったな〜と思う。
降車駅の西長堀に電車が到着して満員の女性たちから解放された瞬間、夫とえらいタイミングでまいったね〜と話す。…ていうか彼女たちはジャニー喜多川氏の性加害をどう思っているんだろうね、とも話す。なかなかに心はしんどい状況ではないんだろうか。

中央図書館で、再びおのおの本を見る。夫は登山の雑誌、私は文芸のコーナーにずっといた。
借りたい本をどんどん手に取っていたら8冊くらいになってしまった。借りてる期間中では絶対に読めないのでなんとか4冊にする。これでも読めるかあやしい。本屋で本を見ている時は、こんなに本があるのにまだどれも読めていない、となぜだか少し後ろめたい気持ちになるのだけれど、図書館だとまだまだこんなに読める本がたくさんある、というほくほくした気持ちになることに気づいた。新刊書店には次々と新しい本が並べられ、それに追いつけなくて気持ちが焦ってしまう部分があるのかもしれない。気にせず楽しめよと自分に言いたい。

図書館から桜川まで歩いて地下鉄で帰る。
帰宅して、昨日いただいた東京のクッキーを紅茶と共にうまいうまいと言って食べた。あまりにうまくて、夫に「私はこれから好物は何かと聞かれたらクッキーとレーズンって答えるわ」などと適当なことを言ったりした。
夕食は鰤の塩焼きとかぼちゃの煮物など。

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