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これが私の人生のターニングポイントになると思う

今年の10月に、埼玉から沖縄へ移住します。


初めて沖縄に行ったのは高校の修学旅行だったかな。
その時は渡嘉敷島の民宿に泊まって、あまり関わらないクラスメイトと初めて恋バナやら学校やバイトの愚痴やらを夜遅くまで話して、なかなかお湯が出ないシャワーをキャーキャー言いながら浴びて、たくさんいる猫ちゃんに囲まれて島をぐるっと回って、海の底を船の底から覗き込んだりして過ごした。

道端でサーターアンダギーを売ってるおばあちゃんがいて、揚げたてがめちゃくちゃ美味しいし単価の安さに感動を覚えつつ、食べ過ぎて夕飯が入らなくなるという洗礼(?)も受けた。

だからと言って住もうと思うまでには至らなかったのだけど。


次に沖縄へ行ったのは、2019年の9月。
ミラティブという配信アプリで初めて仲良くなったご夫婦(当時はまだカップル)に会いたいという事で、計画を立ててお家に泊まりに行った。

沖縄そばを食べ、A&Wに行き、タコスを食べ、麻雀をして、ご夫婦の旦那さんの方のバンドのメンバーさんたちの演奏をスタジオで生ライブで聞き、観光では行かないようなバーや居酒屋に連れて行ってもらい、ずっとゲラゲラ笑ってて、実に有意義な2泊3日だった。
帰宅する前日の夜、あまりにも寂しくて、悲しくて、思わず泣いてしまったのを覚えてる。

その時の感情を忘れたく無くて、詩にして残しもした。
また絶対遊びに行くからと約束をし、飛行機に乗った。
自分で飛行機の予約をして旅行したの、この時がおそらく初めてかもしれない。


タコス
沖縄そばとじゅーしー
A&W
那覇空港


2回目に沖縄へ行ったのはそれから少し時間が経って、2023年の9月。
本当はもっと早くに行くつもりだったのだけど、コロナ禍に見舞われて、なかなか足を運ぶ事ができず、何度もタイミングを逃してようやく実現した沖縄旅行。

今回は前回の時と比べて、仲良くなった沖縄勢が増えたのでみんなでカラオケに行ってご飯を食べて、お酒を飲むのがメインだった。
沖縄の空気感を楽しみつつ、仲のいい友人と麻雀をして、友人の家でだべったりした。
やはり帰り際に泣いてしまった。
この胸が苦しくなる寂しさに、もしかしたら私は何かを感じていたのかもしれない。

帰りの飛行機がまさかの遅延で結局帰宅したのは日付が変わってからで、空港から自宅まで高速をタクシーに乗って家まで帰った。
こんな長距離にタクシーを使ったのも初めてかもしれない(笑)

ハイビスカス
そしてまたもやここに行きたいと連れて行ってもらった
沖縄そばとじゅーしー
マンホール
まさかの帰りの便欠航

また遊びに行くからと約束をしたものの、ここで一つ頭に浮かんだことがあった。

『もういっそ、住んでしまえば良いのでは』

なんとなくポーンと頭に浮かんでからは早かった。

沖縄に住もう。お金を貯めよう。仕事も新しく探そう。
今私が置かれている環境から抜け出して、沖縄で暮らそう。

前から沖縄に住みたいなーという願望はあった。
ただ、それを実行に移すまでの度胸や踏ん切りがつかないまま。
今になって急に『私の人生はこのままでいいのか?』という漠然とした不安のような、焦りにも近い感情がずっと頭の片隅に居た。

人生の折り返しに来てると言えば大袈裟かもしれないが、私はこの時に感じた直感を信じる事にした。
それからはサクサクではないが、話を進めるのは早かった。
まず現職場に、沖縄移住のするため仕事を辞めるという話をした。
親にも沖縄へ移住すると伝えた。
そして就職活動をサイトを使って調べ始め、ありがたくも10月から働かせてくれる場所が決まった。

あとは住居だけだ、まだ時期的に早いが来月から本格的に住むところを探し始めようと思う。
なんとなくどの辺に住みたいかな目星はつけてるつもり。

こんなことを言ったら笑われてしまうかもしれないけど、私は多分沖縄に呼ばれているのだ。
あそこで成すべきことがあるんだと思う。

もちろん不安が多いのは事実。1人でやってけるかな?って思う事の方が多い。
ただ、不安に思ってばかりでは無く、楽しみの方が圧倒的に強い。

やりたい事、行きたい場所、会いたい人がたくさんいる。
これから時間をかけてゆっくり満喫して、私が沖縄でなすべき事はなんだったのか、その答え合わせが出来たらいいなと思う。


#自分で選んでよかったこと

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