第１６話「Murder　part4」

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登場人物紹介

アヒャ／豆時雨　阿鼻（マメシグレ　アビ）
茂凪高校の生徒。「Club Heaven」に悪友と遊びに来た彼は「Heaven's trip」を服用。＜人喰天使＞に覚醒するが、黒歴史（Epic）由来の能力衝動に呑み込まれ、＜堕天使＞になった。首無し遺体として報道されたのは、彼の食い散らかしだった。

【貪食眼】能力：食人行為による肉体治癒。彼の精神は黒歴史（Epic）に耐えきれず、人間性を失った人喰いの怪物と化した。

「　もっと　豆が　食べたい　」「　まめ　　豆　　マメ　」

茂凪高校ダンス同好会
会長、梅鰹　鮭太郎（うめがつお　さけたろう）
会員、大結（おおむすび）
会員、小握（おにぎり）
「おにぎりダンス」の魅力に憑りつかれ、知名度向上のために頑張る同好会。部活動の規定人数に達してないので部室も予算も与えられず、主な活動場所は河川敷の高架下。そのため部活動として認められている「おとうふひゃっこい部」をライバル視している。大会で実績を残して、ゆくゆくは部への昇格を目指して今日も頑張るぞ。わっしょい、わっしょい。

～おにぎりダンスとは？～
かつて江井永区が永叡地方と呼ばれていた時代の豊作祈願「御握踊り」が起源になったといわれています。

　　　　　　　お米がたくさんとれますように
　　　　　　　飢えることなく冬を越せますように
　　　　　　　腹いっぱいのおにぎりが食べられますように
　　　　　　　わっしょい　わっしょい　おにぎりわっしょい

時代が進むにつれて奉納舞踊としての意味合いは薄れていき、食物への感謝を伝える民族芸能に姿を変えていきました。
長い年月を重ねるにつれて様々な派生が生まれており、おにぎり以外にも、おとうふやラーメン、サンドイッチなど和洋中を問わずにわっしょいされてきたそうです。この点から、当時の食事文化の変遷を示す資料としても注目されています。

「江井永区郷土・民族資料集　５巻」より

カッターの"眼”持ち／本名不明
高校生。黒歴史（Epic）に耐えきれずに＜堕天使＞になった者。能力衝動で夜な夜な人を襲っていた。

【璃透眼】能力：刃物を媒介とした血液操作能力。能力を使う前に首を撥ねられて死んだ。

◇

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『貪食眼』：The glutton
黒歴史（Epic）に呑まれたアヒャが変貌した異形の獣。

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＜虐殺天使＞
＜堕天使＞狩りに動く『A.N.G.E.L』の“眼”持ち。顔の右半分は醜い傷で覆われ、彼の持つ“眼”は“魔眼”と呼ばれる。『邪気眼』とは何らかの因縁があるようだが……？

【魔震眼】能力：超震動による破壊。肉体を壊すことに特化する。

「あっはぁー♪　会いたかったんだからなぁーっ♪　『邪ーぁ気ぃー眼ぁーんん』くぅーんっ♪」