Nayuta Oyamada

株式会社コンセント サービスデザイナー / コンテンツデザイナー HCD-Net認定 …

Nayuta Oyamada

株式会社コンセント サービスデザイナー / コンテンツデザイナー HCD-Net認定 人間中心設計専門家。デザイナーとしての経歴を生かし、デザイン思考、HCDをベースに、サービスデザイナーとして企業・行政組織のサービス開発・改善支援を行う。

マガジン

  • ひらくデザインリサーチ

    • 13本

    株式会社コンセントでは、自分の興味や関心をベースに問いを立ち上げ、探索するための「ひらくデザインリサーチ」というプログラムを実施し、「土着」「工夫」「余裕」という3つのテーマに分かれて活動しています。このマガジンでは、各チームの活動レポートを随時発信していきます。

  • 探究 - PUBLIC DESIGN LAB.

    • 5本

    公共とサービスデザインに関する調査、研究、論考を紹介します。

  • 対話- PUBLIC DESIGN LAB.

    • 10本

    あたらしい公共のあり方を模索し、実践する人々や活動を紹介します。

最近の記事

工夫の研究または自分証拠の提示|ひらくデザインリサーチ Vol.3

ぼくは現在、「ひらくデザインリサーチ」というリサーチ・スルー・デザインを実践する活動に取り組んでいる。今回は2024年3月から7月にかけて取り組んだ内容を紹介したい。 まず最初にお断りしておくと、はっきり言ってこれを公開することには気後れしている。内容が薄っぺらいように感じるが、デザインに取り組む際に参照した『リサーチのはじめかた』という書籍の教えに従い、とにかく外部化して公開することにする(タイトルの「自分証拠」とは、自らの興味を大事にしたリサーチを行う際の外部化した思考の

    • 自由なありかたを見つけよ|ひらくデザインリサーチ Vol.2

      前回の記事では、リサーチ・スルー・デザインを実践する「ひらくデザインリサーチ」という活動をスタートさせたことを紹介した。この記事では、その活動の経緯を共有する。 7月には、『動きそのもののデザイン』著者の三好賢聖さんをお招きしての中間発表会も行った。中間発表会については、また改めて別の記事で紹介したい。 この指とまれでつながる興味や関心 前回の記事と少し重複するが、時系列順にやってきたことをお話ししてみたい。まず、「ひらくデザインリサーチ」という活動に興味や関心がある人に

      • 楽しく、創造的に悩み続ける|ひらくデザインリサーチ Vol.1

        問いを立ち上げなければならない。 問いを立ち上げられるチカラをつけなければならない。 デザインエージェンシーという、さまざまな組織の課題に対してデザインという方法で解決を支援する仕事を続けてきて、強くそう感じるようになった。 その課題に対してアプローチするためにぼくが所属しているデザイン会社で「ひらくデザインリサーチ」というリサーチ・スルー・デザインを実践する活動をスタートさせた。 ひらくデザインリサーチとは「ひらくデザインリサーチ」は、ぼくが所属するコンセントで、リサーチ

        • デザイン思考をひらく / 自著を3年越しで電子書籍化した話

          2021年3月2日にMdNから『未来ビジネス図解 これからのデザイン思考』という本を出版した。そして、約3年後の2024年2月16日にリフロー版電子書籍を発売した。 『これからのデザイン思考』とはまず、もとの書籍について少し紹介させてほしい。『未来ビジネス図解 これからのデザイン思考』は、30代のビジネスパーソンを想定して、デザイン思考をなるべく分かりやすく説明することを目指した書籍だ。自身の興味や所属する組織の活動など、なんらかのきっかけで「デザイン思考」という概念を理解

        工夫の研究または自分証拠の提示|ひらくデザインリサーチ Vol.3

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          5本
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          10本

        記事

          Twitterスペースでサービスデザイナーの働き方を紹介しています

          サービスデザイナーの働き方をトークしていますTwitterスペースで「そもそもワーク」というサービスデザイナーの仕事内容をお伝えするラジオ的な活動を始めました。 サービスデザインに取り組むなかで高頻度に「そもそも……」という言葉を使う機会が多いことと、サービスデザインの仕事は不定形で説明がしにくいので、根っこで考えていることを伝えたい、という2つの意味で「そもそもワーク」と名付けました。 サービスデザイナーの仕事を興味関心をお持ちの方に広く知っていただきたいと考えて、現在

          Twitterスペースでサービスデザイナーの働き方を紹介しています

          あたらしい公共をつくる、あたらしいつながりをつくる

          2014年のある日、少し気分を変えたくなり、当時住んでいた高田馬場のマンション近くの公園へ行った。小さな滑り台やブランコ、公衆トイレ、ちょっとした広場、コンクリート製の一人がけのスツールがいくつか、あと桜の樹が一本あるだけで、ボール遊びや花火を禁止する立て看板が立っている。ふと「ここでぼくはどう過ごせばよいのだろう」と感じた。子どものためのもの? でもぼくも一人の納税者だ。ぼくのための居場所はどこにある? 見回すと何人かの男がコンクリート製の一人がけのスツールに座り静かに前を

          あたらしい公共をつくる、あたらしいつながりをつくる