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紙パンツは洗濯しちゃダメ!

こんにちは。
介護のつぶやきです。

今日は当たり前のオハナシなのですが「紙パンツは洗濯しちゃダメ!」です。

母親はデイサービスに行ってくるとポケットに脳トレの紙を入れっぱなしにして洗濯に出します。そのまま洗うと紙が溶けて大変なコトになるので、いや何度もなったので結構気を遣ってチェックして紙を抜きます。ソコは気をつけていたのですが、今回は盲点を疲れ・・・いや突かれました。

母親は通常夕食前に「(紙)パンツ換えてきて」と言うとブツブツ言いながら、時には「換えてきたのに」と言いながらトイレで換えます。換えていないけど。その間に部屋中に広がる尿臭を『救世水』で消します。完璧には消えませんが。でも、やらないとそのニオイの中で夕食を食べるコトになるのは・・・チョットだけツラいことになります。

その後母親は夜8時頃に服からパジャマに着替えます。パジャマのズボンを持ってトイレに行ったので紙パンツを替えてくるのかな、と思いながら後ほどトイレを確認すると紙パンツがストックからなくなっていたので補充しておきました。

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洗濯物がたまった時、洗濯に使う量の風呂水が残っていた時、家に蹴った時に部屋中が尿臭で充満していた時など我が家の洗濯タイムは常に不定期です。このときも母親の洗濯物で洗濯槽がいっぱいになりそうだったので、朝に洗い上がるようにタイマーを掛けてその日はおやすみしました。

朝起きたら・・・・洗濯槽の中が真っ白です。コレは尿モレパッドを洗った時の状況そのものですが、洗濯物の中に入っていた記憶はありません。洗濯物を一つ一つ取り出して行くと・・・出てきました、紙パンツです。そこからは吸水ポリマーがボロボロこぼれています。

高給水ポリマー

取り出してとりあえずもう一度洗います。その後2杯くらい洗濯物が洗ってもらうのを待っていますがそれどころではありません。柔軟剤を洗剤代わりに入れると落ちやすいと誰かに聞いた覚えがあるので忘れずに入れてスタートボタンを押しました。

洗い上がりは・・・ダメでした。

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洗濯機のゴミ取りは真っ白なポリマー繊維がたまっています。それを取り除き再度柔軟剤を入れてもう一度洗います。その後、朝の母親の着替えが終わった時、シーツに尿臭が染みこんでいたので着布団のシーツをはがし毛布を2枚交換して一番下の敷き布団カバーをはがします。これであと4杯、都合7杯の洗濯が確定しました。

布団干し

こんな時は中島みゆきさんの詩がココロに染みます。

憐(あわ)れんでもはかなんでも つかの間
争ってもうらやんでも
100年も続かないドラマですか
「群衆」中島みゆき

介護が始まって7年になります。いつ終わるか果てのない旅かもしれませんが100年は続きません。そして

今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて
もう二度と笑顔に なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか笑って話せるわ
あんな時代もあったねと きっと笑顔でドアを出る
だから今日はクヨクヨしないで 今日の風に吹かれましょう
「時代」中島みゆき

いつかは判りませんがきっと笑顔になります。なので、ムリせず、大変な時は大変と言って、自分のカラダを一番大切にして下さい。その時は必ず来るのだから。

今回の教訓はズボンの中もしっかり確認しましょうというコトですかね。ワタシも結構な年齢になりましたがまた一つ学ばせて頂きました。

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