見出し画像

途中ですが

医者に殺されるな
 僕が闘い続けた「医療不信の」正体
  近藤誠 著 から

 一度始めた検診をやめられないのはなぜか
 まず巨大な利権がからむからです。
 たとえば胃がんのバリウム検査(胃部エックス線検査)は先進国では過去の遺物で行われているのは日本だけ。
 ところが、国が定める5つのがん検診のなかでバリウム検査は最大級の稼ぎ頭です。
 巡回部門だけでも、一台一億円近い検査車が1000台単位で移動する一大産業。
 投入されている補助金も巨額です。この検査が中止されたら無数の関係者が困ります。
 有効なデータがなくても、もはやどうにも止められないのです。

 ということです。
 私は、毎年、バリウムを飲むのがそれほど嫌でもないので、ずっと検診していましたが、次年度はきっぱり止めます。
 75歳の後期高齢者、国のすすめる検診制度にのっかることは止めました。
 厚生労働省のうなぎ登りの医療費、国民もしっかり考えなくてはなりません。
 政府役人、政治家、薬屋、医者、すべてグルの利権構造なのです(怒)。

いいなと思ったら応援しよう!

クラちゃん
嬉しい限りです。今後ともよろしくお願いします。