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チュ-ジング・ワイズリー

医者の話を鵜呑みにするな わがままな患者でいいんです

鎌田 實 和田 秀樹 さんの本を読んでいて、
第2章 意志のいいなりにならない者勝ち!
「チュージング・ワイズリー」のすすめ

和田 よかれと思って施された医療が、実は患者のためになっていない、
   そんなケースが多剤併用の問題だけでなく、医療の現場ではよく
   あるのです。
鎌田 そんな、無駄で患者に不利益になる可能性が高い医療行為をなくして
   いこうという運動が「チュージング・ワイズリー」ですね。
   こんな例が挙げられます。
・入院中の寝たきりや座りっぱなしは禁物(米国看護学会)
・妊婦に安易に安静をすすめない(米国産科婦人科学会)
・古くなったというだけで、歯の詰め物を替えない(米国歯科学会)
・膝の痛みにはまず手術以外の方法で対処する(米国スポーツ医学会)
・平均寿命から5年未満はマンモグラフィー不要(米国乳腺外科学会)
・甲状腺にしこりが見つかってもがんでないことが多い(米国放射線学会)
・大腸ガンの内視鏡検査は10年に一度で十分(米国消化器病学会など)
・高齢者に問題があっても「認知症」と決めつけない(米国看護学会)
・子どもにCTやMRIを安易に行わない(米国脳神経学会)
・子どもへの安易な薬は禁物(米国耳鼻咽喉科学会など)
・5つ以上薬を使っている人に、それ以上の薬を出さない(米国予防医学会)
・外反母趾や足底筋膜炎で安易に手術しない(米国足の外科学会など)
・・・
「チュージング・ワイズリー」とは

日本の厚生省の予算の高騰は留まるところを知りません。
厚生労働省、薬業界、医療関係団体等々との関係をしっかり注視しなければなりません。

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