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則天去私

 玉置妙憂さんの本、『あなたの「生きたい」を支えます』の
187ページ。
則天去私――凜とした生き方、死に方で出てきます。
 「則天去私」とは、「小さな”私”を捨て、普遍的な、より高い境地に立って物事を見極めようとすること」の意で、近代日本文学の代表的な存在である、かの夏目漱石氏も、晩年、その文学観、人生観の境地をこの言葉で表していらしたのだとか。
 この境地のことですが、昔、山崎豊子さんの「不毛地帯」を読んだとき、
出てきたフレーズですが、
ドロドロした市井に意ながら「仏の境地」に至る「維摩経」の教えがお気に入りでした。
ということで、「近畿三十六不動尊霊場」めぐりで、御朱印をいただいた
第6番 太融寺さんは、梅田のホテル街に鎮座しています。
ここでの修行は最高の立地だと思います(笑)。
『ひとすじの たきのひびきも みこえにて いちがんふどう ここにまします』
最後に余計なことを書いてしまいました(涙)。

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