「折れない心」ってこういうこと?
昨日は午後から非常に強い風が吹き荒れました
仕事の合間に車から外を眺めていると
大きく風で揺さぶられる木々たちが目に入り
まるでスローテンポのメトロノームのようだなと思いながら眺めていたのですが
「そんなに曲がっても折れないの?」
というくらい枝は折れません
煽られた枝の振れ幅はとても大きく
風下の方へ大きく傾いてはまた元の位置へ戻り
また傾いては戻りを何度も繰り返していました
大きくしなるものの枝は折れません
何度繰り返そうが枝は折れません
その時ふと
「しなりという強さ」を感じました
ボクシングのようなパンチを繰り出す格闘技を見るとき
鋭いパンチや瞬時にかわす「スピード」ばかりに目をとらわれますが
パンチをかわした後も体がすぐ元の位置に戻る
あれもまた「しなりという強さ」なんじゃないかと
ただひたすらに踏ん張るばかりでもダメで
ある程度受け流しながら
相手を見ながらまた元の位置に戻る
そんなこと考えていると
折れない心に必要なのはこの「柔軟性」なんじゃないかとふと気付いた訳です
「柔軟性」と言っても「柔らかさ」と言うより
「しなやかさ」の方がよりイメージが近いかな?
そういえば
「環境の変化に対応できない者は滅びる」
という進化論にも共通するのではないかとも思いました
「柔軟に対応する」ってよく聞きますよね
今年2021年は「しなやか人」を意識してみる