仕事探しはもうやめた

今日は実家へ。
お盆以来だから、3週間くらい戻らずだった。
その間、重くなった腰を叩きながら求人をチェックしその中のいくつかに応募。そして不採用。また応募して不採用を繰り返していた。
そして先週末。かなりご近所の比較的間口の広そうなクリニックの求人に応募した結果、不採用の連絡をもらった。
あぁ、私がやることはこれではないんだ。
って、淡々と納得。
それが正しいか間違ってるかはもう問題ではない。
それをはかる価値観とやらは、もはや役に立たないといい加減気付かなくては。

私はきっと、それはもう正直に認めるけど仕事を選んでいた。何でもやると申し込んでいたら、いくら歳くってるとはいえとっくに決まってたと思う。
もっと言ってしまえば、生活のため、世間体を考えて仕事をしないとと考えていたけど、本音は生活の為の仕事なんてしたくなかった。それをきっと見透かされていたと思う。
今一番やりたいことは全然お金にならないことばかりだから、生活や世間体の呪縛から逃れられない私にはとうていやりたいことだけをやる勇気は持っていない。
覚悟もできない。
中途半端。

今日、朝方に数回だけあったことがある人とたまたま話す機会があった。前に遠隔でタロット占いしてくれた人。久々に話すのに、内容はまさに私が今直面していることだった。

今この時期、私達は今まで経験したことのない世界や新しい価値観にシフトしていく真っ只中にいると。人間だけではなく、宇宙全体がシフトチェンジしているから私達も自動的にそうなってゆく。だからこそ、今までの価値観で物事を考えるのはこれから全く意味がなくなるだろう、と。

その人のお知り合いは、なんにもしていないことに罪悪感を持たないそうだ。今この時に目の前で起こっていることが全て。それを楽しんで生きていくこと、ただそれだけ。
ご飯が美味しく食べれた。
庭のお花がキレイだった。
早起きできた。
それはほんのささいなこと。

私は、先のことを考え心配になり焦りになる。
庭のお花を見る暇があったら、ネットで求人検索だと。何をしてても、仕事をしていない不安や情けなさで心から楽しめていない。
とにかく早く見つけなくっちゃ。いつもそう思ってた。
どうだろう？
こんな思いでもし明日、交通事故で死んでしまったら。こんなことなら、心から楽しいと思えることしかしなかったのに。そう思うだろう。
人は自分が明日にでも死ぬんじゃないかとは大抵思ってない。わかってる、わかってるけど…
息苦しくてもこれまでの価値観にすがる方が、まだ誰も知らない新しい価値観に賭けるより安心なんただ。得体のしれないものは怖い。だから、誰かに雇われようと必死になる。
それがなんになる？
そうしたくないのに、自分を騙して安心を得ようとしてる。その安心は不変なものですか？
諸行無常。
物事は刻々と変わる。
わかってる、わかってるのに…
でも今日、知り合いと話してるうちに自分の中である決意をしたことに気付いた。

もう仕事探しはやめよう。

目の前にあるやりたいことに集中してみよう。

やりたいことは去年から温めてた友人との間借りカフェ。アレルギーのある子でも安心して食べられるおやつ。環境に優しいやり方で。
来月やると日にちも決めたところだ。
片手間にやろうとしてたのか？私は？
でも、それは違うだろうと誰かの采配で片手間にならずに済んだ。
この前アロマリーディングしてくれた人に言われたのは、ゆだねる、だった。

あぁ、もうゆだねてしまおう。
仕事はどうしてるの？って聞かれても、カフェの準備してますって言えばいい。やる事が私にはあるのだから。
怖い、かなりびびる。
先が全然見えない。
だけど、もう仕事探しはやめようって決めたらすごく楽になった。
ぐうたらと言われようが、怠けのものと思われようがもうどうでもいいや。どうとでも言えばいいさ。
これからたくさん見えてくるはずだ。

久々の実家で、私はこの前と違う未来を見ようとしてる。応援してくれるだろうか？私の両親は。

そろそろ眠ってエネルギー節約しないと。
明日からのワクワクのために。