闇市の軌跡 松阪牛焼売 松阪牛ワールド構築期
2012年ランチディナーで提供を開始。
テーマは松阪牛ワールド。
真岡闇市は松阪牛を一頭買いをし、全ての部位を余すところなく使い切るこ
とで全体の原価バランスをとり、お客様に松阪牛をリーズナブルに提供する
という大それた発想を具現化していった。
その一つがこの松阪牛焼売でもあり、松阪牛餃子のメニュー開発をする目的
でもある。
大概の店ではパーツ、個別の部位で仕入れ、割高になった分がお値段にも反
映する。闇市は黒毛和牛並みかそれ以下の価格で松阪牛を提供するため松阪
牛ワールドをコンセプトとした。
一般的に焼売というと豚肉を使用するのは言うまでもない。
蒸すと肉は硬くならないのか、牛の旨味でいけるのかなど不安も過ったがた
だの心労であることは食べてみてすぐに分かった。
松阪牛の脂質は融点も低く、全然しつこくない。
松阪牛の旨味が凝縮されて異次元のうまさであった。
メニューとしてリリースして難しかったところは、大粒の焼売だったため蒸
しあがるのに結構な時間を要したことであるが、待つ甲斐は十分ある。
台北生まれのお母さん(お客様)は、来店すると必ずオーダーされた。中華
系のお客様に称賛いただいた光栄の一品であった。
松阪牛ラーメン
こちらは松阪牛とろとろ丼の応用で出来上がった。
松阪牛とろとろに牛骨スープと醤油、鰹節を加え、
そして牛カスで旨味を一層引き出す。
闇市オリジナルラーメン。
ラーメン好きのお客様にラーメン屋より美味いと
言わしめた殊勲の商品。
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