多様性

　「多様性」という言葉をよく聞くようになりました。これは、コーチングで「バランスホイール」を大事にしていることにもつながります。１つの視点に凝り固まることなく、色々なことに目をむけてみることで、思わぬ発見があったりします。

　毎朝8分間音読している本で、今日「多様性」に関係する文章を読みました。私たちは両親から遺伝子をある意味偶然に受け継ぎ、それぞれに違いがあるのだけど、人類全体の中で無数の遺伝子の組み合わせがあってそれぞれに独自性を与えている。一人一人がこんなにも違っていると同時にこんなにも似通っているのは、遺伝子がかなり似ていても全く同じものではないからだ、と。

　違っているけれど、似てもいる。多様性があるけれど、大きなつながりがある世界。

　予防医学でも、腸内細菌の「多様性」が重要であることを学びました。人の腸内は小宇宙だと聞いたことがあります。地球を包む大きな宇宙と同時に自分の中にある宇宙を想像してみます。