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内視鏡検査体験

 毎年会社で受けなければいけない人間ドックの結果がきて、初めて紹介状付きで「精密検査要」のD判定を受けた項目がありました。

 まずは、その事実に緊張して胸がドキドキし始めました。検査が必要というだけで病気が確定したわけでもないのに、なんだかもう病気になったような気分・・・予防医学を学び、体重がちょうど落ちていて、時には少なすぎ?という日もあったので、もしや何やら悪い状況なのか??・・・両親にも心配かけそうだし言えないなあ・・・としょんぼりしてきたので、いけない、いけない、五感ではない恐怖に支配されては!!と、深呼吸。一瞬、紹介状などは無視して放っておこうかという誘惑にかられましたが、気を取り直して、検査できる最寄りの病院を探し、予約までこぎつけました。

 次に、最近検査入院した親友や、この検査経験のある親友にメールをしてみた。
帰宅した家族にも状況を報告。
そして会社の同僚や、習い事の先生にも話してみました。
すると、案外、この検査経験がある方が多いのです。
先生の旦那さんなどは、健康おたく?とやらで、何でもないのに半年に一度自主的に検査をしているとか・・・すごい!!

 何か不安な気持ちになったとき、それを思い切って誰かに話をしてみると、一人で抱えているよりも断然不安が和らいできます。そんなに怖がらなくてもよいのかも、という気持ちになってきます。

 検査できる病院は最寄り駅のすぐそばで家からも近く、先生や看護師の方も明るく相性のよい方々でした。別に緊急ではないよね、ということで、混み合っていることもあって、初診から2か月先に内視鏡検査実施となりました。

 そして今日がその検査の日でした。今週は少しずつ食べ物を「消化の良い」ものに変えていきます。いつも予防医学で学んでいることとはまた別の”
おすすめ”食材が並びます。前日は食べてよいものがかなり限られます。野菜・果物・豆類・海藻類は×。意外にもデーザトはプリン・カステラなどなら○。

 おそらく人生で初めて下剤を飲み、1L以上の飲み物を飲み、どうなることか緊張して夕方を過ごし、夜に何度もおトイレに起き(お腹が痛い)、翌朝2度目の下剤を飲むのが怖かったのですが、いざ検査スタートとなったら、意外にも恐れていたことは一切なく、まったく痛みや違和感なく終了。

 検査後に見せていただいた腸の写真の説明では、かなりきれいな状態とのこと(年齢を重ねるとひだがなくなってくるが、しっかりとある。血管もきれいに見えている)。健康な腸だと、検査時に痛みがないそうです。ひとつ良性の塊があり、将来悪性になる可能性もなきにしもあらずなので切っておきましたと言われ、最終の結果は来週に。

 腸の健康は免疫力を高く保つために重要です。予防医学の学習を勧めながら、腸の環境を良くするために少しずつ食べ物を変えていた中、意図的ではなかったものの自分の腸の様子を伺い知ることができました。毎日働いてくれている自分の内臓たちに感謝。

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