拝啓

ねこますさんへのラブレターという名の自分語りです。ねこますさんを知らないと何もわからない内容です。
※比喩だらけで何を書いているのかわからないかもしれません。
※ねこますさん宛てという痛い文体で書いているのであしからず。
※一日おいて恥ずかしくなりましたがせっかく書いたので投稿します。からかわないでね。


突然ですが、私は小さい頃「シンデレラ」が好きでした。
シンデレラが好きな子供はたくさんいると思いますが、家になぜか2冊あったシンデレラの本を毎晩両方とも読み聞かせてもらうくらいの好きっぷりでした。
そのおかげ?もあって、シンデレラストーリーが好きな大人になりました。シンデレラストーリーとは、すごくざっくりいうと「無名な人物がその才能を開花させ、一躍有名人になる」ストーリーです。
また、おそらく私には、物語として愛する一方、自分にもそういうチャンスが現れないかと期待している面もありました。

2017年の暮れ、ねこますさんのことを知りました。ねこますさんを真剣に知ったのは年が明けてからでしたが。

ねこますさんは私にとってシンデレラのようでした。
VR国という新しい国でボロ屋を借り、孤軍奮闘していた一人のしがない娘が、国の舞踏会に参加しその美貌で周りを魅了したのです。ねこますさんはこの国で一躍有名人になります。私の大好きなシンデレラストーリーのようでした。
しかし、ねこますさんは、シンデレラとは違いました。
ねこますさんは、馬車やドレスを自分で作ってこの舞踏会に現れたのです。
ハッとしました。私は、舞踏会の招待状が届く程度のいい身分で、VR国に留学しているような立場でした。しかし、留学中も大した努力もせず、舞踏会では適当な馬車とドレスを見繕い、努力ができない自分から目をそらし、いい王子様に出会えないかしらと現を抜かしていたようなものでした。

「やらなければ始まらない」。ねこますさんの言葉の中で一番好きな言葉です。環境に恵まれていても、やらなければ何も始まらないのだと、才能のあるなしに関わらず、努力をしなければシンデレラストーリーなど起こりえないのだと実感しました。
ねこますさんにしてみれば、とりあえず作ってみようと思った馬車とドレスで、とりあえず経験として参加してみようと思った舞踏会で注目されて、戸惑うところもあったかもしれません。それでも、私にとってはものすごい衝撃を与えてくれました。

私は、別の国で頂いた仕事をするため、もうすぐこの国を出ることが決まっていました。この仕事も、自分の身分ゆえ頂けたお話でした。
ねこますさんというシンデレラの登場で、私は残りの時間、このVR国でもっと努力したいと思うようになりました。私はこの国が好きだと、改めて気づかされていました。「やらなければ始まらない」をモットーに、国を出るまでの間、少しだけでも悪あがきができたと思っています。

私はVR国を出ました。仕事先の国でも、衣食住に困らない、裕福な生活を送っています。しかし、VR国への思いが捨てきれず、だからといってねこますさんのようにボロ屋を借りて戻る勇気もなく、週1でVR国に遊びに行くような生活をしています。

一方、ねこますさんはこの間何をしていたかというと、VR国のVtuber王子からのプロポーズを断り、新しい家を借りて再び孤軍奮闘していました。しかし、一度知られたその美貌は忘れられることなく、散歩をしていればたびたび声をかけられるほどの有名人になっていました。それゆえに困ったこともあったようですが…。

私はVR国に遊びに行った際、VRC酒場に訪れることが多くなりました。もともと、ねこますさんがよく訪れる店だと知り下心で通い始めましたが、今では常連さんとも仲良くなり、自分の憩いの場として通っています。
VRC酒場では何度かねこますさんに会うこともありました。私は舞踏会で見たあの日から何度もファンレターを送っていたので(?)、ねこますさんに覚えていてもらったようでした。
聞く話によると、ねこますさんは今後の生き方に試行錯誤されているようでした。けもみみをこの国に広げるべく、様々な事業に手を出していました。

私は現在、ファンとしてねこますさんの話を聞くことしかできません。今後、VR国へ週1で遊びに行く生活を続けるのか、思い切って国に戻るのかも決められていません。
それでも、ファンとしてではなく、酒場の飲み仲間として、いつか相談に乗ったり、他の国で得た知見などをお話しできたらいいなと、思っています。
そのために、私は今現在自分の立場でできることを頑張りたいと思います。VR国の内情を知ったり、仕事先での知見を得たり、たくさんのことを経験したり…。これが「生きたい自分」の第一段階であり、今の一番の目標です。

ねこますさんからしたら、酒場でたまに会う1ファンがなれなれしく話しかけてくるし、何ならたまに酒おごってくるし、「応援しています」なんて重荷になることばっかり言ってくるし、なんなんこいつと思っているかもしれません。

私は、ねこますさんがいいコンテンツを発信することというよりも、ねこますさんがやりたいことをやる人生を応援しています。そして、応援することで、自分自身の頑張りへとつなげています。悪い言い方をすれば、ねこますさんを応援することをだしに、自分が頑張ろうとしています。なので、私の言う「応援」にそこまで深い意味はないんだなと、単なる酒場の酔っ払いの戯言と思ってきいてください。

あ、なんだか大層なことを書きましたが、もちろん、私もご多分に漏れず、ねこますさんの人柄、アバター全部好きです。のじゃロリももちろん好きです。けもみみというジャンルに落とし込まれましたし、ねこますちゃんASMRはこれからも使わせて(ry

最後に、ねこますさんが、これからも笑っていられるような未来が待っていますように。
普通に恥ずかしくなったので最後まで読んだ人は記憶を抹消しましょう。

敬具

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