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№24 日本の歴史から学ぶ

今回の研修では日本人として大事な歴史について学びました。
私は高齢者と関わることの多い仕事をしており、普通の同世代よりは歴史的な話やモノに触れる機会が多いです。しかし、改めて詳しく知っている人から聞く話はとてもわかりやすかったです。

日本の中の話として、とても印象的なのは日本の地理的な要素も歴史には多く含まれているということです。
日本は長い時間、都が京都にありました。
領地を広げていく中で九州の方は遠いため幕府の目を盗んで琉球や外国と貿易ができた。そのため強くなることができた。(諸説あり)という話や雪で動けずに豊臣秀吉が死んだ時にすぐに動けなかったなど、島国で東西に長く、四季折々の特徴がある日本ならではの部分も大きくあるなあと思います。

これは世界に目を向けてもそうですが、日本という位置をアメリカやイギリス、ロシアからはそれぞれ見え方が違うそうです。
ロシアは「凍らない港」を求めているので、そういう国からすると日本は港として魅力的です。また、アメリカからすると敗戦国の日本が民主主義で立ち直り、世界2位の経済大国までなったということは、「アメリカの方針が間違っていなかった!」という証にもなります。(これを”東洋の奇跡”と表現するそうです)

歴史から何を学ぶのか。
同じことを聞いても人にはそれぞれ生い立ちや価値観があるので変わるかもしれません。諸説あること、本当なこと、本当かわからないことがある中で、自分だったらと考えるのも歴史の楽しみ方かもしれないと今回の時間で思いました。
失敗から学べ!と教えてもらっていますが、その当時に生きた人はそれが失敗なのか成功なのかはきっと知らなくて、後に生きた人たちの考えなのかもしれません。
昨今のコロナウイルスの流行の3年や円安、この時代もいつか自分の子供や孫に語る歴史の一部になっていくと思います。
だからこそ、自分は時代の中でこうやって生きたと語れるようたくさん物事を見聞きし経験し、チャレンジして次の世代にとって一つでもいい話ができる人間になりたいと思います。

私は平成に生まれて、今令和という時代を生きています。
私の祖父母は昭和に生まれ、同じく令和を生きています。私の祖父は90歳を超えており、昔の話は本当に歴史の教科書に載っていることだったりもします。
両親はバブル世代であり、華やかな時代もその後の日本も知っている世代です。
いろんな世代が一緒に生きていることはとても面白いことであり、お互いの時代を知ることでより相手の背景を知れて尊重できるし、良いところを発見できると思います。
今の世代は!上の世代の人たちは!とひとくくりにする前に相手を知って、人として思いやれるように、柔軟に生きようと思います。


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