定例会の悩み ・煙と共に/その4

前回はパイプクラブの行事の一つとして、国際パイプスモーキングデーについて書きましたが、今回はそういった行事に参加するために集まる「パイプクラブ定例会」について書きます。

全国に点在するパイプクラブは、活動の一つとして月に一回程度集まってミーティングを行います。全てのクラブがそうであるわけではありませんが、会に所属しているのであれば、顔を合わせて近況を語りあうなどの時間を設けたくなるものです。
むしろこの定例会に参加するために所属しているという方もいらっしゃるようで、会に所属する意義としての定例会であるともいえるかと思います。

私の所属している「チャーチワーデン・オーケストラ」というパイプクラブでは、月に1度会合を開いています。定例会と呼びますが、これ自体はほぼ飲み会です。年の近いメンバーであるためか、どこに行こうか決めたらその場に集まって、パイプ煙草、お酒、趣味の話題、近況報告などなど、15時スタートで歓談します。
会場は上記のとおり、喫煙可能で飲食可能なお店が必須です。数件の候補がありますが、マンネリ化しないように都度都度変えてはいますが、だいたい似た店になってしまうことはやむをえません。

定例会に必要な会場の条件としては次の要素が必須と考えています。
①喫煙可能店
②飲食可能
③公共交通機関エリア
特に①は、屋内で喫煙可能という日本ならではの条件です。海外は屋内禁煙なので希少ですね。屋外でも良いのですが、天候に左右されてしまうので特別なイベント以外では選択しづらいです。テラス席で喫煙可能な店もあるにはありますが、2月頭にも訪問しましたがワンボウル持ちませんでした。
②は、できればお酒と料理が望ましいですね。歓談の部分ではやっぱり盛り上がり方が違います。喫茶店でも良いのですが、コーヒー一杯で2-3時間はお店にも悪いですし。
あとはメンバーの集まりやすい立地であることが望ましいですね。お酒の席でもあるので車エリアは避けたいところですし、お店の選択肢が多くなる都市部繁華街が主なエリアとしています。

ですが2020年の法改正以降は禁煙店が増えており、会場探しに苦労しています。喫煙可能店とうたっていても紙巻限定だったり、パイプや葉巻など香りの強い煙草はNGだったりと、訪問前に電話して大丈夫かどうかを確認が必須ですね。

定例会は会場探しが成功すれば、楽しい時間が過ごせます。家族友人と仕事以外の人間関係というは希少なので、ぜひこの会合を継続させていきたいと、今日も食べログを探る日々です。


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