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トイレットペーパー交換必須残量問題

公衆トイレなどを利用したとき、用を足した後でトイレットペーパーの残りがわずかになっていたら、そのまま放置するのではなく、残り少ないトイレットペーパーを取り外して、新しいものに付け替えておくことがマナーだとされている、と言われることがあります。

このマナーに関して、そうするべきだというのは大筋では賛成なんだけど、どのぐらいの残量だったら替えるべきなのか、というのは個人差があるような気がしていて。そこが悩ましいなあといつも思っています。

たとえば、残り5cmしかない。これはもちろん替えるべきでしょう。残り10cmなら? まあ、替えるよね。でも、残り1mだったらどう? 2mは? 3mは?

どのぐらいの長さだったら「あとわずか」というふうに判定されて、替えないといけないということになるのか。ある程度残っている場合、それだけの量の紙を無駄にしてはいけない、という別のマナーを考慮する必要が出てくるので、判断が難しくなります。

「次に使う人に配慮すべき」というマナーと「紙を無駄遣いしてはいけない」というマナーが競合する。果たして正解はどこにあるのか。

そういうことを踏まえて、私自身は、残りがある程度少なそうだなと思っても、めちゃくちゃ少ないということでなければ、交換はしないことが多いです。でも、「じゃあ、そのめちゃくちゃ少ないっていうのは具体的に何cmなの?」と言われたら困ります。結局、正解はないのです。