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Axe FXⅡの紹介とハイエンドマルチエフェクターのススメ


はじまり

【2023年10月25日現在所有中】
私の機材紹介シリーズ第三弾、Fractal Audio Systems Axe FXⅡを紹介します。XLではなく、通常のmark2です。
10年くらい所有しています。

中古で20万円ほどで購入しました。
結果として

人生で最も良い買い物だった

と思っています。

Axeの購入以前は、私もエフェクトボードを組んだりするすごい一般的なプレイヤーでした。
少し足を踏み外し、ヘッドアンプを買うとかもやってましたがマルチエフェクターにはあまり興味がありませんでした。

というのも2010年代ではまだ、「マルチエフェクターの音は悪い」という状況でした。正確には、エフェクト的なところは問題ないが、歪みやアンプセクションは到底まだまだ使い物にならない。
というのが多くの方の認識だったかと思います。

なので高級エフェクターというとtc electric G-FORCEのようなラックのエフェクトが活躍していました。

そんな中ある噂が渦巻いてきます。

「アメリカのAxeってエフェクターがすごいらしいぞ」

動画などを見ましたが、たしかにすごい。高い再現度に驚きました。
ですが値段が値段…当時新品で30万円ぐらいでしたのですごいエフェクターだなぁと思うのにとどまりました。

邂逅

そんな中、同じ軽音部のバカ野郎が持ってきました。
このAxe FXを
こいつまじでイカれてんなと思いながら弾かせてもらいました。

「もうこれでいいじゃん」

それでほぼ全部の機材を売ってAxeを買いました。

機材選びに時間をかけていないか?

ギターをやるに当たって結構ストレスになるのが、音作りです。目的の音を作るに当たり、機材選定に翻弄された経験はないでしょうか?

例えばDAITA氏(ex-SIAM SHADE)の音作りを真似しようとします。
彼の現行機材は以下です。
https://stagegear.jp/20190623daita/4

相変わらずすごい構成です。
なおMatrix GT 1000 FX(パワーアンプ)とMarshall EL34 100/100(パワーアンプ)は使ってないらしいです。(クソ重たいから取り外せばいいのに)

これらの機材を揃えるとなると、ロマンはありますが費用と場所がとんでもなくかかります。
Axeならだいたい同じような構成を組むことができます。もちろん実機クオリティーには及びませんが、

自宅で
2Uラックで

同じような構成が試せるならとてもワクワクしませんか?

アンプやエフェクターを追加しても楽しい

Axeは単体でも有用ですが、アンプやエフェクターと組み合わせるのも楽しいです。長いギターライフを支える強力な機材となります。
今は単体で楽しみ、後々大きなセットアップを組む際にもAxeは大きな頼りになることでしょう。
先程のDAITA氏のセットアップにAxe FXⅢがあるように、とりあえずあれば困ることがないのがAxeのいいところです。

壊れるのこの機材?

Axeが人気の理由として、故障の低さがあげられます。
壊れて使えなくなったという報告を本当にききません。全世界ツアーをするようなギタリストの機材にも使われていますので、堅牢性には相当こだわっていると思われます。
私のAxeも全く悪いところはありません。ごめんなさいさすがにインプットジャックは少しガリが出るときがあります。

終わってるインターフェース

本当に隙なしのAxeなんですが、一点だけ弱点があります。

リアルガチで本体のインターフェースが使いづらいです
というかほぼ使えません

私は一度も本体でパッチの作成をしたことがありません。PCソフトウェア上で調整を行っています。
なんとかできないことはないですが…バンド練習で持ち込む際に細かい調整をしてる余裕はないです。アンプのEQゲイン、各エフェクトのオンオフぐらいはできるようにしておきましょう。

ハイエンドマルチエフェクターは終着点であり、出発点でもある

Axeのようなハイエンドマルチエフェクターが現在多く現れています。
私からのアドバイスとしては、

「迷ってるなら買え。行けばわかるさ」

アントニオ猪木さんの名言をお借りしました。
値段が高いから悩む、わかります。
でもこれだけは言えます。
「あなたは迷ってる間、その機材を楽しむ時間がどんどんなくなっていく。」

踏み出そう、ハイエンドマルチエフェクターの道へ

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