尾鷲商工会議所青年部、2022年度の取り組み 〜『星空縁日』・『遊んで学べる防災体験』・『空のその先の創造 未来宇宙展』〜
尾鷲商工会議所青年部の2022年度の取り組みは尾鷲市内の『中村山』『尾鷲市立中央公民館』『尾鷲市立天文科学館』を使って、防災拠点・避難所としての中村山の認知、公民館の利用率の向上、天文科学館の利用率の向上を目的としたイベントを、夏、秋、冬にわたり合計3回開催した。
夏は『星空縁日』と題して、中村山での縁日イベントを行った。
また、中村山は地震発生時の津波災害から身を守るための避難場所として指定されている。
常日頃から中村山が避難場所であることを啓蒙する目的もあった。
尾鷲小学校側から、中村山へ上がるための避難通路を、会場までの通路として使用し、避難時の避難経路の認識を高めた。
秋は『遊んで学べる防災体験』と題し、尾鷲私立中央公民館にて、体験型の防災ワークショップを行った。
消火体験、テトラポット作り体験、防災カルタ、ハザードマップ作り、火災現場を再現した視界が悪い状態での脱出迷路体験などを行った。
冬は『空のその先の創造 未来宇宙展』(以下『未来宇宙展』)と題し、尾鷲私立天文科学館を使った展示企画と、ワークショップを行った。
天文科学館を使った『未来宇宙展』の展示企画は2つ。
ひとつは『ガンプラ展』。
『機動戦士ガンダム』のプラモデル、いわゆるガンプラを一般に募集し、天文科学館にて展示した。
約50体ほどのガンプラが集まった。
多くの愛好家の方々が見に来られた。
もうひとつの展示は『宇宙建築展』。
将来、人類が宇宙で暮らすようになった時、どんな暮らしになるのか。
『宇宙建築』をテーマに毎年コンペティションを行なっている『宇宙建築学サークル』の協力を得て、人類の宇宙での暮らしを提案した資料プランを展示した。
その他、宇宙開発や宇宙ビジネス、宇宙飛行士に関する書籍などを集め、展示した。
親子でのイベントが充実している天文科学館において、高い年齢層をターゲットとした当企画。
普段天文科学館に行くことのない多くの方々が天文科学館に足を運んでくれる機会となった。
また、『水ペットボトルロケットカーを作ろう』と題し、ワークショップを行った。
少しでも、未来の宇宙開発や宇宙での暮らしを想像し、身近に感じてもらえれば、という願いを込めて。
これにて2022年度の尾鷲商工会議所青年部の活動は全て終了した。
当初の中村山、中央公民館、天文科学館に足を運ぶ、興味を持ってもらう、賑わいの創出という目的は達成した。
尾鷲商工会議所青年部は、2023年度から新たな体制で活動して参ります。
2023年度は『自己研鑽』をテーマに、講師をお迎えしての座学、日帰りで行ける社会見学などを予定しています。
興味・関心がございましたら、尾鷲商工会議所青年部活動にご参加下さい。
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