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イベント『東紀州ごちゃまぜ交流会』

11月某日、『土井見世』にてあるイベントが行われました。

タイトルは『東紀州ごちゃまぜ交流会』。

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当初、このイベントは「この地域に住む人の連携や交流を目的としたイベントをやりたい」という相談が持ち込まれたことから始まりました。

これまでも、町で目立った人を集め、『今住んでる町がどうすればよい町になっていくかをみんなで話合いましょう』『今住んでる町のよいところをみんなで出し合いましょう』という名目での集まりが何度かあり、何度か呼ばれて参加はしてみたことがありました。

しかし、これまでの経験上、それらの会議を重ねた結果、目指すべき新しい目標が設定されたり、何か問題に対しての解決策が提示された訳でもなく、新しい交流や連携が生まれという効果が出た、ということは実感としてありませんでした。

おそらく同じような名目での会議を100回繰り返しても、町は良くなっていかないだろうな、というレベルの会議を何度も経験してきました。

ディスカッションなどでよく用いられる『KJ法』を使った会議も、これまで何回も出席して来ましたし、参加者全員が自己紹介するだけで会議の時間の大半を消費してしまうような会議にも参加してきました。

そういう内容のイベントよりも、もっと継続性があり、もっと設定目標が具体化されたものをできないか、ということを提案させていただきました。

あれこれを紆余曲折を経た結果、2019年に『土井見世』で行われた『紀伊コン』というイベントを仕切り直して、こちらで継続的な開催することを視野に入れたイベントとしてやっていくことに決まりました。

『紀伊コン』とは、鎌倉に本社を置く『面白法人・カヤック』が尾鷲で開催したイベント。

2018年に開催した『紀伊コン』では、尾鷲在住者が2名登壇し、それぞれ、これからやっていきたいことの青写真をプレゼン形式で発表しました。

プレゼン発表後、会場に集まった参加者が、気になるプレゼンをした人のところに行き、そのプレゼンをさらにブレインストーミング形式の対話によってより具体化・飛躍化させるというものでした。

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↑2019年『紀伊コン』の様子。土井見世にて。


実際、この『紀伊コン』にて登壇し、『おわせマルシェ』の常設化をプレゼンしたプロジェクトは、その次の年に始動しています。


このイベント(『紀伊コン』)はとても面白く、1回で終わってしまったのがもったいないくらいの企画でした。

それと同じ方式のイベントを今後も継続・発展したものとして開催しよう、ということになりました。

尾鷲在住者がこれから尾鷲でやっていきたいことを発表。

参加者と共にそのプロジェクトを実現するためのアイデアを出してもらったり、より面白くなりそうなアイデアを追加してもらうなどして、ディスカッションをしました。

このイベントの表向きの目的としては、各プレゼンターのプロジェクトをより具体化するためにあります。

しかし、このイベントのもう一つの目的は、冒頭に書いた通り、『参加者同士の連携や交流を図ること』にありました。

会場参加(オフライン参加)の他にZOOMを使ったオンライン参加も実施し、尾鷲以外の地域からもたくさん参加していただき、結果として多くの人の交流につながりました。

第1回目の今回は、登壇者(プレゼンター)も参加者も身内感の強い人選になってしまいましたが、イベント自体はとても面白く、有意義なものになりました。

これを機にこのイベントを継続的なものにし、今後は登壇者も公募し、参加者もより広域で、より幅広い年齢層の方に参加してもらえるような企画に育てていきたいと今から計画しています。


ちなみにこの文章を書いている私は、『尾鷲ヒト大学』からのプレゼンターとしてプレゼンさせていただきました。

タイトルは『尾鷲ヒトラジオ』↓

詳しくはコチラから


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