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文化財害虫?

「紙魚(シミ)」は、主に紙を食べる昆虫で、古文書などの資料に被害を及ぼす「文化財害虫」として知られている。原始的な無変態の昆虫で、紙の表面をなめ取るように食べるため、古文書の文字などが失われてしまうと復元が難しくなる。国内の博物館などで、これまで知られていた種類とは異なる紙魚が見つかり、DNA解析でヨーロッパや中米などに生息する外来種と分かった。この紙魚は体長が1センチほどで、全体が白っぽい色のウロコで覆われ、長い触角がある。1910年にスリランカで初めて報告され、2017年にヨーロッパでも確認。これまでに、およそ20か国で見つかっている。色が白っぽいことから、「ニュウハクシミ」という和名が付けられた。詳しい生態は分かっていないが、北海道から九州までの全国で見つかっていて、繁殖力が非常に高いことなどから、単為生殖(メスが受精を伴わない卵を産む)の昆虫である可能性が考えられている。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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