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脱兎の瀬古のライブ飯〜新宿の餅うどん屋〜

アマチュア芸人ファン諸氏におかれてはこのような悩みを持ったことはないだろうか?
「ライブ前後にどこでご飯を食べればいいの?」
「ライブ会場周りのご飯屋さんがわからない…」
「この人数で入れる店ってどこ??」
中野twlや方南会館、シアターミネルヴァなどライブ会場は数あれど、案外近くのご飯屋さんは知らないのではないだろうか?
そんなご飯難民を救うべく、劇場周りのうまい飯屋をリサーチ、紹介することが本記事の使命である。


餅うどん功刀屋

新宿と言えばお笑いライブ会場激戦区。

近年で言えば漫画家の東村アキコ先生が作ったライブ会場も出来上がった。

そこで今回も新宿からライブ飯をお届けする。

今回訪れた店はアマチュアお笑いの大会が年数回開催される新宿区立新宿文化センターから徒歩14分の場所にある。

正直結構遠いし、ライブ前の急いでいる時間に食べるのには向いていないかもしれない。

でも勘弁してほしい。

脱兎の瀬古は他のメンバーがやってくれないから、ライブ飯を書くために週に一回気分でもないのに強制外食を強いられているのだ。

せめて好きなものくらい食べさせてほしい。

そんなことを思いながらたどり着いたのは餅うどん功刀屋である。

ビル街の大通りに突如として現れるうどん屋さん、歩き疲れた筆者は吸い込まれるように入店した。

席数は20席ほど。

どの席もパーテーションで区切られているため、あまり会話をするには向いていないためとっとと食べて店を出るのがいいだろう。

食券制になっており、交通系ICも使用できるため現金を持ち合わせていなくともうどんを食べることができる。

うどんのようにシンプルな内観の店内でうどんが来るのを待つ。

時間が少々ずれていたためか店内にはあまり人がおらず、うどんも注文から素早く提供された。

筆者が注文したのは牛肉うどんである。

オーソドックスな見た目のうどんであり、外見上特段驚きはない。

しかし餅うどんを名乗るだけありコシがすごい。

コシというと歯ごたえがすごいように思われるかもしれないが、まさに餅のようにモチモチとしかし麺がゆるいわけではないためゆるい麺特有の気持ち悪さもない。

これはうどんの新しい形である。

のちに調べたところマツコの知らない世界でも特集されたことのあるような店であるらしかった。

そしてこの日はオクラの天ぷらがサービスでつけられていたため食べるとザクザクといい歯ごたえの揚げ加減である。

サクサクではなく、ザクザクであるところがポイントである。

ライブ飯と言うにはいささか遠くまで来てしまったが、新宿御苑近くであれば喫茶店なども多いためうどんを楽しんだ後に喫茶店で時間を潰してライブへと向かうのも良いかもしれない。

もちろん新宿御苑ネタ合わせもいいだろう。

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