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脱兎の瀬古のライブ飯〜方南会館あたりの町中華〜

アマチュア芸人ファン諸氏におかれてはこのような悩みを持ったことはないだろうか?

「ライブ前後にどこでご飯を食べればいいの?」
「ライブ会場周りのご飯屋さんがわからない…」
「この人数で入れる店ってどこ??」

中野twlや方南会館、シアターミネルヴァなどライブ会場は数あれど、案外近くのご飯屋さんは知らないのではないだろうか?

そんなご飯難民を救うべく、劇場周りのうまい飯屋をリサーチ、紹介することが本記事の使命である。


宝楽

2022年8月18日大学芸会予選が行われている中、原稿を書かねばならないため熱戦繰り広げられる方南会館を尻目に脱兎の瀬古は方南町の町中華へと向かった。

本来、今週のライブ飯は葛城亭出武の担当であったが「帰省をしているため原稿を書けない。金沢の飯屋なら書けます」などと述べた。

しかし金沢の飯屋なんてインスタで見つける方が確実に早いため仕方なく瀬古が執筆することになった。

そこで筆者が向かった場所は方南町駅から徒歩6分、方南会館からは徒歩4分の場所にある町中華の宝楽だ。

筆者の私見であるが大学生の体の4割は中華料理でできている。

中華料理であれば大学芸会、NOROSHI後の疲れ切った学生芸人や学生お笑いファンたちの心を癒すことができると考えた。

店内に入ると町中華らしい素朴な雰囲気の店内で新聞を読む店主とエプロンをしたマダムが待ち受ける。

しかし宝楽には変わった部分がある。なんと宝楽は町中華なのにロフトタイプの二階席があるのだ。

せっかくなので二階席でいただくこととした。

席数は20席前後であり、ほとんどが四人席であるので友達と誘い合わせて来店しよう。

メニューは豊富でラーメンや、五目そばだけでなくチャーハンや餃子、さらにはハンバーグまで提供している守備範囲の広さ。ちょっとしたファミレスくらいのラインナップである。

初めて来たし、せっかくなのでオーソドックスなラーメンを注文した。

値段は一杯500円。

テレビでは下関国際と大阪桐蔭が試合を行っている。

ちょっと夏すぎる。

そうこうしているとラーメンがやってきた。

めちゃくちゃ茶色い!これぞ町中華ラーメンである!みんながSAとかで食べる例のあれ!

期待通りの品が来たので箸を割って麺をすくい上げる。

麺は縮れ麺で緩めに茹でられている。

スープに関しては成人男性としてはちょっと味が薄いと感じてしまった。

しかし味に関して、宝楽は抜かりない。

机の横を見ると、これでもか、これでもかと調味料が置いてある。

今まで散々常連にあれこれ言われてきたのだろう。絶対に文句を言わせない、お前らの好きな味に勝手に変えてくれよという意思を感じる。

なので味が薄い人は各自で胡椒とか入れて食べよう。

そして今、書いている途中に今日が大学芸会予選最終日だということに気がついてしまった。

方南会館での大学芸会は敗者復活戦を残すばかりだが、宝楽でご飯を食べてみんな頑張って欲しい。

【店内の様子。椅子が全然違う。人んちみたいである】

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