THE W 2021感想

2021年12月14日 22:37

※ネタバレ注意です。

オダウエダの優勝で幕を閉じたTHE W 2021。今回のnoteでは、ネタや番組全体の感想を書いていく。

リズミカルな中にふざけた展開。M-1セミファイナリストだけあるなと思った。でも展開に重きを置きすぎて散らかった感じがあったのが残念だった。

上手い。面白い。ただ、ヨネダの後に見ると爆発力がないのか、紅しょうがの世界観に引き込まれる感じがなかった。ネタのボケも暫定席コメントぐらいふざけても良いと思った。

一言も言葉を発さずに世界観を作っていたのが良かった。後半の展開も悪くないが、オチがもっと良いのあったんじゃないのか。そこが残念だった。

うーん。いや、分かるんですよ。結構ウケてたし。でもさらばのハロウィンで言われてた人っていう評価を見たときめっちゃ府に落ちた。だから去年同様紅しょうがに勝てなかったのだろう。

なんやねんこれ。面白いけど説明は出来ない不思議な面白さやった。不条理感溢れるネタではあるが、だからこそ追いゲッチュからの爆発は会場が求めていた爆発になったように思う。

最初のバラシだけかなと思った自分が恥ずかしい。展開、キャラのパワー、痒い所に手が届くようなツッコミ。個人的には結構好きなネタだった。

プロのネタを見た後では弱いかな。話題性重視という疑いを少し感じてしまった。ただフォローするなら、プロでもトリオ漫才は難しいと思う。そこのチャレンジ性は凄い。

パンクとフォーク比べの下りは良かった。でも、リーダー風に言うなら、「読めちゃう」っていう感じ。バラシを軸にするならもっと強くないと。後、めっちゃ緊張してるように見えちゃった。

こういう人がいるっていう事実から発展させたネタだろうけど、後半の展開で失速してしまったのがもったいない。ツッコミのわざとらしさも裏目に。昨年のリベンジができたのは良かったと思う。

変な尖りを無くし馬鹿馬鹿しさを全面に押し出したコント。笑いがずっと続いてるし、後半さらに加速してた。なすなかにしの使い方も良い。今大会一番のネタはこれだと思う。

国民投票枠は天才ピアニスト。国民ちゃんと見てるやん。

昨年と同じプロジェクション漫才。ただ、昨年よりも一つ一つのボケの強度が格段に上がっていた。オチはなすなかにしが良かったという意見もあるが、変わらないと思う。個人的にはここに投票かな。

最初少しありきたりさを感じてしまったが、後半の展開はまずまず。ただ、1本目に比べるとツッコミもキャラのパワーも弱さがあったように感じた。2本揃えるのは難しいな。

2本とも独特の世界観。発想力は素晴らしいものの、ウケ量的には1本目よりも大幅に劣っていた印象。もうちょっとだけ分かりやすさがあれば、納得のいくものになったのか？

まだまだ改善点はあるものの、賞レース感が格段に増した。個人的には、視聴者参加を国民投票に変更した点は大成功だと思う。ただ、最後の総評を聞きたかった。今大会は特に。

今大会、全体的なレベルは上がっていたと思う。これまでの大会は王者だけが面白い、つまり最終決戦の審査に悩むことがないということが多かった。しかし、今年は僅差だった。だからこそあそこまで票が割れたのだろう。色々言われてるし、色々言いたいこともある。でも今は、オダウエダ優勝おめでとうと言いたい。

追記 2回目の視聴で、感想の一部を書き換えた部分があります。

p.s. THE W改革案というnoteを書く予定です。そちらの方も読んで頂きたいです。

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