苦労を感じさせられる成績っていいよねという話

野球選手の成績でワクワクする成績というものがあると思っているし成績フェチみたいな人はある一定数存在すると思う。単に数字の並びでしかないと言えばそこまでなんだけど。言い換えるなら「萌える成績」というものなのかも知れない

萌える成績というのは大きく分けて2,3種類くらいに分けられるのではないかなと思っている。

1つ目はなんだこのチート系(と勝手に命名したもの)である。ずば抜けて良い成績を見て凄いなぁと思う、そんな感じだろうか。例えば2015年の山田哲人の成績なんかはトリプルスリーは達成するわ同時に3割30本100打点も達成するわその上盗塁王まで獲得しているのだからただただその好成績にうっとりせざるを得ない。通算成績だったら王、イチロー、福本等の通算成績にチート感を感じる。

2つ目は悲哀系(と勝手に命名したもの)である。これは1つ目とは逆というか必ずしも好成績とは言えない成績に心がときめく、みたいなものである。弱小球団に入団したから通算成績が負け越した投手がいい例である(※特に有名なのが「園様会」という会までネット上で作られた園川一美だろう)悲哀といえばあと一歩でキリのいい数字に届いたのにという成績もそそられるものがある。園川と被るが黒尾重明という投手は99勝で引退している。別にキリのいい数字に届かなかったことがそこまで重大なことではないと言われたらそこまでなのだが。

3つ目はどうしてこうなった系(と勝手に命名したものである)チート系もどうしてこうなったではあるのだがお世辞にも良くない成績でどうしてこうなった、みたいな感じだろうか。分かりやすい例だと古木の例のアレ(.208 22HR 37打点)だろう。古木ほど極端ではないというか方向性が違うものだと1998年の藤井康雄(400打数100安打 .250 30HR 80打点)なんかにも惹かれるものがある。

個人的には2つ目の悲哀系の成績が好きである。情報は古いが通算で負け越しをした投手だけでもこれだけいる。シーズン記録だったら辛うじて2桁勝ったけど負け越すとか金田政彦の最優秀防御率あたりとかだろうか。そしてこの悲哀系の成績で気になる選手がいてそれは…

続く…かも?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?