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アドマイヤチドリという馬はいませんでした

大悟「ワシら二人ともギャンブルするやろ?」
ノブ「おー、するわな」
大悟「ワシがボートでお前が競馬やんか」
大悟「それでな、ワシも競馬のこと勉強したんよ」
ノブ「そうなん?どんなこと勉強したん?」
大悟「アドマイヤの馬はセーラームーンに関係する馬が強い」
ノブ「何を言うとんの?」
大悟「まぁよう聞け」
大悟「アドマイヤムーンは知っとるよな」
ノブ「そりゃ知っとるよ。G1勝っとる」
大悟「セーラームーンのムーンじゃ」
ノブ「たったそれだけで?」
大悟「んなわけあるかい。他にもおる」
ノブ「他に何かおったかなぁ?」
大悟「アドマイヤジュピタ。セーラージュピターのジュピターや」
ノブ「いやまぁ2頭くらいはおってもなぁ。さすがにそれ以外はおらんやろ」
大悟「アドマイヤマーズ。セーラーマーズのマーズや」
ノブ「うわ、おった」
大悟「な、分かったやろ」
ノブ「セーラームーンの法則やばいなぁ」
大悟「そして現役に」
ノブ「まだおるん?」
大悟「アドマイヤビーナス。セーラーヴィーナスのヴィーナスや」
ノブ「何かG1勝ったん?」
大悟「主な勝ち鞍、3歳以上500万下」
ノブ「3歳以上500万下!?弱(よわ)なんよ」
大悟「でもここから化けるかも知れんやろ」
ノブ「そりゃそうかも知れんけど…」
大悟「ここからはワシが考えたアドマイヤのセーラームーン馬や」
ノブ「何やその「セーラームーン馬」っていう造語」
大悟「まずは1頭目。アドマイヤマーキュリー」
ノブ「大(おお)字余り!」
ノブ「競走馬の馬名は9文字までや。なぜそこを学ばんかった?」
大悟「そうか。じゃあ2頭目。アドマイヤタキシー」
ノブ「タキシーって何!?」
大悟「タキシード仮面のタキシードに決まっとるやろ。お望み通り9文字にしたやろ文句あるんか?」
大悟「アドマイヤジュピタやオウケンブルースリも『泣く泣く9文字にしました』感あるやろ」
ノブ「いや切り方!お前が言うたアドマイヤジュピタやオウケンブルースリは泣く泣く省いた最後が伸ばし棒だから許されんのよ」
ノブ「てかなんでそんなにセーラームーン詳しい?若干怖いんやけど」
大悟「じゃあ3頭目。アドマイヤウラヌス」
ノブ「あのー、ワシ詳しくないやけど多分マイナーな方ですよね?」
大悟「あぁ?セーラーウラヌスの何がマイナーなんや、おう。天王星のセーラー戦士やぞ」
ノブ「ほらぁ、天王星とか地味惑星やん」
大悟「これもあかんか。ほな4頭目。アドマイヤチビウサ」
ノブ「ちびうさ!?急に日本感!何やそのチョイス!」
大悟「とまぁワシも競馬を色々勉強したわけなんやけどどうやった?」
ノブ「知識の偏りがおかしい!一から勉強し直せ!もうええわ!」

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