『なにわ男子 LIVE TOUR 2023 ‘POPMALL’』で号泣した話

なにわ男子のコンサート、今年初めてチケットが当たりました。しかも愛するぴあアリーナ。なにわ男子自体はジュニア時代の合同コンサートで数回見たことがありましたが、デビュー後単独コンサートは初めてです。
今回着いてきてもらったのはエンドレスオタクの藤原担、フォロワーで唯一のなにわのオタク。絶対最初はこの方を誘うと決めていたので赤青連番できてうれしい。私は西畑大吾のうちわを作って赤い服で行ったし、彼女はめちゃくちゃ青かった。
多分私はだいたいの現場でメンカラ服を着ているのですが、例え周りの他担が自担の色にペンラを変えたとしても自担に「お前が好きだ」とアピールしたいし、隣が同担拒否のオタクだった場合も便利なのでやめられません。担当にもオタクにも、わたしは○○のオタクです!とアピールしておくのはなんだかんだ良いと思ってます。(あと自分のテンションが上がる)
でもやっぱり最近は以前ほどメンカラオタクを見かけなくなってしまいましたよね……?多分……?

実はコンサート自体最近ぜ〜んぜん行っていなくて、自分でデジチケを取るあの感覚が久しぶりすぎて入場口でうるっと来ていました。舞台は席があらかじめ分かってた方がいいけど、コンサートは当日座席がわかるデジチケが結構好きなんです。例えデジチケで当日天井だって分かっても、アドレナリンでどうにかなって「見やすい見やすい!いいじゃん!」ってめちゃくちゃポジティブでいられるから。
脱線しますが、デジチケといえばTDCホールに通っていたとき、入場17分前くらいに発券すると良席が来るという謎のジンクスがあり、いつもそれくらいの時間に入っていたのを思い出しました。時間なんて関係ないとは思いますが、良席が出まくったので勝手に信じています。普通にたまたまです。それにしてももう担当がTDCでコンサートすることもないのかなぁと思うと本当に寂しい。立ち見でファンサの流れ弾受けたい。サマパララ踊りたい。夏を終わらせたくない。夏をジュニアで締めたい。

話を戻しまして、今回は特にセトリも見ず、YouTubeに上がっているMVやライブ映像を見漁り、なんとなく好きな曲がいくつかあるな〜簡単な振りは覚えていくぞ〜くらいの気持ちで参戦しました。

ポップでかわいいセットから出てくるキラキラの7人、めちゃくちゃ眩しい〜〜〜!アイドルとしては西畑大吾くんが好きなのですが、大西流星くんの存在があまりにも良すぎる。いつ見てもキラッキラで歌って踊っていて、かと思えばリフターでスタンド席を見回しながら手振りする様子は神々しく、ファンサも丁寧ですごい。
うちわを持っていった西畑大吾くんですが、まず圧倒的にダンスが好みです。遠くから「おっ、なんかいいな」と思ったらだいたい西畑くんでした。やっぱりメンカラ赤の男はかっこいい。あとMCのテンポめちゃくちゃ早い。衣装もかわいい。
全員が目の前を通る席だったので、メンバーごとのファンサの違いが見られて楽しかった〜〜!あとはYouTubeで何度も見返した新曲が生で見られて良かったし、ドラマの作り込みも細かかったし、オタクはめちゃくちゃ声出るし、男性ファンも予想以上に多かったし、なんかも〜〜ずっとたのしかった〜〜!



また当たったら行きたいな!とご機嫌で帰宅してすぐ、ベッドに潜って引くくらい泣きました。情緒しんでる?

実はコンサートが始まってすぐ、1曲目で涙が顎まで伝ってくるほど感極まっていたのですが、自分でもなぜ涙が出てきたのか分からずにいました。でもすぐに引っ込んでくれたので、久しぶりのコンサート楽しかったからかな〜とか、最近涙脆いからな〜とか。泣いた記憶のある『Poppin' Hoppin' Lovin'』と『Melody』、『初心LOVE』を家に帰って聞き直しても、やっぱり同じように涙が出てきてしまいます。この記事を書く間にも曲を流していましたが、ボロ泣きしたのでやめました。

でも、今までも現場で泣いたことは何度もあります。24コンのアメフリとかなにわ侍とか。でもそれはアイドルが歩んできた軌跡が背景にあってこその涙なので別に不思議ではないんです。今回はなんだかよく分からないけどキラキラのなにわ男子を見たら泣けてきた……という初めてのパターンでした。泣く予定なかったからハンカチも出してなくて困った。

なんとなく理由を考えてみたのですが、主な要因は最近ASDの診断を受けたことかな〜と思います。
強く出ている特性としては、相手の雰囲気を読み取れない、表情の動きが少ない、言葉を文字通り受け取る、思い込みが強い等々。人と会話すること自体が難しくて、ここ1年で会話すること自体を控えるようになってしまいました。まともに雑談もできないから。他の人と話すだけで不快にさせるなら1人の方が気楽です。自分の嫌なところに名前が付いて少し気持ちが楽にはなりましたが、だからといって自然に改善するわけでもありません。だんだん人と密接に関わるのが怖くなっていたのです。今話そうとしてることってもしかして相手を不快にさせる?わかんないから黙っとくか……という最悪ループ。フォロワー各位、会っても全然喋らなくてすみません。

それでなぜなにわ男子を見て泣けてきたのかといえば、きっとジャニーズのコンサートの絶妙な距離感が性に合っていて心地よかったのだと思います。仕事でも家でもなんだか自分の居場所がない中で、近くにいるのにやっぱり遠いアイドルの存在が嬉しかったんです。オタク1人がどんな状況だろうとずっと変わらず、『耳を塞いでいる人にも届くように』『ソワソワ胸が騒ぐほうへ』連れていってくれる彼らが救いだったんです。人と密に関わることが嫌になっていた今でも、オタクでいる間はそれが許されているような気がして、現実逃避かもしれないけど本当に救われました。

なにわ男子ありがとう。そして西畑大吾くん、次もまたうちわを持たせてください。それまで元気でいます。

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