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キラキラ男子との遭遇

私は本気で婚活を8年ほど経験したと書きましたが、その間にざっと350人以上の男性と出会ってきたと思う。

そして、一瞬でその男性のことをありかなしかを見極める力がついた(笑)
少なくとも、「この人とは絶対に次はない(将来は考えられない)」か、
「まだなしとは判断できないから、もう少し会ってみよう」または
「超あり!!次もぜひ!(∩´∀`)∩」とかの判断である。
特に「この人とは絶対にない!」という見極めが重要で、
そう思ったらバッサリと終わらせる。
時間の無駄だからね。特に年齢がいくほどに、時は金なり。マジシビアな問題。

しかしながら、ちまたでは結構、年齢がいくほどダラダラ続けちゃう人、いない?
「ここで切るのはもったいない」とか「もしかしたら可能性あるかも!」とか思っちゃうのかなと思うけど、私としては逆な気がするのだが…

それで、私が過去に出会った中でたぶん1・2を争うキラキラ男子について書いてみたいと思う。
テーマは、「価値観が違う人とは一緒になれない」という話。

その人と会ったのは、私がまだ23歳のとき。働き始めてすぐ、職場の先輩から合コンに誘われた。
先輩とも仲良くなりたかったので、「行きます!!」と即答した。

職場の先輩と参加した合コン。社会人になって初めての合コン。ドキドキわくわく。
それはTHE 合コンというよりは、飲み会的な雰囲気で20人強くらい?
様々な人が集まっていた。
その中に彼はいた。

彼は、36歳くらいだったかな。放送局勤務だった。
ほとんど年上ばかりの合コンで、人数も多く、あんまり会話した記憶はない。
社会人初の合コンは、面白い社会経験をした、という感じだった。

その後その人から個別に連絡がきた。
でも当然、13歳も年上のよく知らない人にひょこひょことついていく私ではない。結果、無視した。(当時4つ以上上はおじさんという認識だった)

そしてちょっと詳しく書くと万一ばれちゃうといけないので書けないが、
いろいろあって、何回か知り合っていくうちに
「あ、この人そんなに怪しいやつではないな」と思って、私たちは仲良くなった。付き合ってはいない。
(今考えるとチョロかったかもしれない(笑))

まあ結局しばらくしてさようならすることになるのだが。
その間に彼に言われたことがあった。
「俺たちの仕事だと、地震とかの災害とかがあった時に、家族と一緒にはいられない。その分、手厚く守ってくれるところがあるから大丈夫だ」みたいな感じに。

それを言われたとき、
「そうかー、そうだよなー。そういう時って放送局って大変だよな。
 でも私はそういう時こそ、一緒にいたいなー」と思った。
その時から、なんとなくこの人とは生きる道が違う気がしていた。
それが、彼に本気になれなかった理由の一つである。

そんな彼の名前は今でも覚えていて、
キモイのは重々承知だが、インスタグラムを見ていたりする。

仕事がアーティスティック関係の彼のインスタはさすがに面白く、
いろんな展示会やライブなどに行った投稿を見ると、
私でも「面白いな、ここ行ってみたいな」と刺激をもらうし、
しょっちゅう外国へ行っているようなところを見ると「リッチだなー、ちょっとうらやましい」と思うし、
たくさんの仲間に囲まれていつも楽しそうなところを見ると素直に「いいねー」と思う。

でも、彼と結婚したと仮定すると、話は別で。
結婚して子供がいて、となったら、
しょっちゅう出かけて楽しんでいたら仕事とはいえ、むかつくだろう。
こっちは子供がいて、平日も土日もないのだから。。
家族といてほしいと思うし、手伝ってほしいとも思うだろう。

そういうことを思うと、
「あー、やっぱり彼ではなかった」と心底思うし、
彼からしても、妻にそんなこと思われたら不幸だろう。
色々うまくいかなくなって、結局離婚していたんじゃないか?

生きる世界が違う人とは一緒になってもお互い不幸なだけ。
そこを見極めることが、重要。

うちの夫は、だしから味噌汁を作ってくれるし、
しじみを買って、砂抜きして、今日もしじみ汁を作ってくれた。
週末は、ピザ生地も自分で作ってピザを作ってくれるし、お鍋も作ってくれた。
週末は私はたいてい食事を作らず、家事休業している。
こんな旦那さんは、なかなかお目にかかれないと思う。
いつも家族を大事にしてくれる夫と結婚して心底幸せだと思う。

やっぱり価値観って大事だ。

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