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不安 VS 科学 そもそも死因ってなに?

こんにちは。

早速ですが、質問です。

下記の2つのケースで亡くなった場合の死因は、なんでしょうか?

1:「すい臓癌」⇒「抵抗力低下」⇒「肺炎」⇒「死亡」 

死因は? (        )
2:「すい臓癌」⇒「抵抗力低下」⇒「肺炎」⇒「死亡」⇒CPR検査⇒SARS-CoV-2陽性  

死因は? (        )

すい臓ガン悪化して抵抗力が下がり、肺炎を発症してお亡くなりになられた方の死因は、通常は「すい臓ガ癌」となるでしょう。

しかし、コロナ渦では、ちょっと事情が異なります。死亡後の検査で、SARS-CoV-2(ウイルス名)のCPR検査が陽性となった場合、死因はCOVID-19(病名)として報告されます。

世界的にも権威のあるヨハネスグーテンベルク大学病理微生物学者、スチャリット・バクディ氏が、「パンデミックは本当か?」の著書の中で以下のように述べています。

「メディアや政治家は最初から、データー取得の根本的な欠陥、特に世界保健機関(WHO)によって、医学的間違った定義に基づいて、歪んだ情報を拡散してしまった。ウイルスに対するPCR検査が陽性であれば、臨床診断がどうあれ、COVID-19の症例として報告しなければならなかった。この定義は、感染症学の基本的なルールの許しがたい違反である。」
(中略)
「もう一つの重大な間違いは、ウイルスに陽性反応を示した死亡者が、コロナウイルスの犠牲者として公式記録されたことである。この報告のやり方は、国際的医療ガイドラインに違反している。癌で死亡した患者の死因を、COVID-19だとすることが、どれほど馬鹿げたことであるかは言うまでもない。」

日本でも事情は同じく、亡くなった人からSARS-CoV-2のCPR検査が陽性となった場合、死因はCOVID-19として報告するようになっています。

※令和2年6月18日 厚生労働省 新型コロナウイルス感染患者の急変及び死亡時の連絡について

毎日報道される、感染者の数。

感染の医学的な定義は、ウイルスが体内の細胞に入り、ウイルスが増殖することです。

ウイルスが増殖し、熱や咳などの症状が出た方は、患者として扱われます。中には、カラダの免疫機能でウイルスを抑え込み、症状が出ない人もいます。

つまり、SARS-CoV-2ウイルスのCPR検査が陽性者=感染者とではないのです。

スチャリッド・バクディ氏が言うように、医学的な定義が無視され、歪んだ情報が社会に拡散されてしまっているのが現状です。

COVID-19が騒がれてから1年余り経ち、解明されてきた事が多いにも関わらず、いまだに「得体の知れない恐ろしい病気」との認識があり、認識のアップデートが必要です。


「90歳男性 死因は新型コロナウイルス感染症だった」

とても気になる記事がありました。あなたは、この記事を読んでどんな印象をお持ちになりますか?

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お亡くなりになられた方につきましては、心からお悔やみ申し上げます。

一般的に90歳であれば、孫や曾孫がいる歳です。(あくまでも一般的にということで)そして、コロナ渦のお盆やお正月に、孫や曾孫に会えたのだろうか?

そして、ご葬儀では・・・

私は高齢者の医療や介護にかかわっており、日ごろから、看取りに立ち会うことがあるので、とても気になってしまった次第です。

2019年の人口動態統計によると、80歳以上の方は、年間におよそ90万人お亡くなりになっています。

今年も、同じ数の人がお亡くなりになるでしょう。

生老病死。

機械のカラダを手に入れるために、銀河鉄道999に乗ってアンドロメダに行きたいとこですが、残念ながら今のところ人間は生老病死を避けることはできません。

記事の見出しは、「診察でコロナ疑われず」とありますが、本来は「診察でコロナ疑わない」のが普通です。ただただ、90年の人生。天寿を全うした男性。

いま、生活の中に迫る脅威は、SARS-CoV-2ウイルスではなく、健康被害がほとんどない子供たちが、おじいさん、おばあさん、友達に会えない、「社会的接触の権利」が無くなっていることかもしれません。

参考資料
1)「パンデミックは本当か?」 スチャリッド・バクティ 
2) Urgent message from Prof. Sucharit Bhakdi.
3) e-stage 統計でみる日本

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