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私の推しモン。KINTO トラベルタンブラー

KINTOの保冷・保温水筒「トラベルタンブラー」のなんちゃってご紹介記事です。要するに「ここが好きだよ!KINTOちゃん!」と言うだけの文章。
いや、待て。トラベルタンブラーちゃんというべきではないのか? いいのか、KINTOちゃんで?

私は350mlと500mlサイズの両方を持っている人

最初に買ったのは350mlサイズ。もう4年くらい前になるでしょうか。で、内容量が足りないと感じることが多くなってきたので、500mlサイズを買い足しました。

特にサイズの「小ささ」を感じるのは夏場です。氷を入れて冷たい飲み物を持ち運ぼうとするのですが、あっという間に液体を飲み切ってしまい、氷の残骸が残る。これはしんどい、もっと汲めるサイズが欲しい。そう思って色々考えたのですが、結局、同じトラベルタンブラーの大きなサイズを買い足すことにしたのです。

好きなところ:飲み口が心地良い

最大の美点です。普通のマグカップと同じ感覚で飲み物を飲めます。

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この製品はキャップが完全分離するタイプの水筒です。飲み口部分はそこそこの深さのある筒状で、底には氷等をひっかけて液体だけを通過させる内蓋みたいなものがあります。通過する液体の量も程よく、大量に出てきて困ることが無ければ、出なさ過ぎぃ!という程に少なくもありません。ちょうどよい。

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飲み口部分の構造。下の写真は本体から外し、裏返した様子。中央に円形の板が浮いた状態で、四方から橋が渡されている感じの内蓋みたいなシステム。浮いた板と橋と、周りの間に位置する隙間を液体が通る。

全周360度どの方向からでも飲めるのも、地味ながら凄い。方向を気にすることなく、飲みたいように飲めるので、実にストレスフリー。鼻が高い人はわからないが、少なくとも私は鼻が当たって微々たるストレスを感じることが無い。中の水量が少なくなって、本体の角度を変えても、です。

別の製品を使うこと、新しい製品を探すことを辞め、結局同じシリーズのサイズ違いを購入することにした決め手は、この「飲み口の心地よさ」が最大最高最強の理由なのです。この飲み口の良さが無ければ、他の水筒はとても使えない。トラベルタンブラーちゃんなしでは生きていかれない……。

好きなところ:意外と持ち易い

実は、350mlと500mlでは円周というか本体の周りの長さ、太さが違います。違うのですが、どちらにせよ大人の手にフィットする感覚があります。

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持ってみた感じ。上の2枚が350ml、下の2枚が500mlサイズ。長さの違いは分かってもらえるかと思うけど、微妙に太さが違うことがわかってもらえますでしょうか。ダメか。ごめんよ。

恐らく、本体表面のほんの少しざらつきのあるコーティングが持ち易さの理由かと思います。つるつるはしていません。梨地処理というもののようです。

また、500mlは350mlより太いわけで、この為に後述する注意点が出てきてしまっているのは確かなのですが、太い分、縦に長くなっていないことがポイントです。それほど縦に長くないので、中身が減っても出てくるときの落下速度的なものがそれほどにならず、持ち易く、やはり飲みやすい感覚。この縦の長さ、高さのバランスはよく考えられて導き出された結果なのではないかと思うところです。

好きなところ:構造が単純で洗い易い

蓋部分が分離できる水筒なら、あるあるー!なのでしょうが、これもまた分解して洗い易い構造になっています。

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ワンタッチボトルのワンタッチ!手軽!というところは素晴らしいのですが、構造的な問題でいくつか壊してしまい、悲しい思いをしたことがあります。トラベルタンブラーちゃんには、そういう心配がいらないので、この辺もストレスフリーといえるかと思います。

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ちなみに、無理矢理車のボトルホルダー等につっこんで、塗装汚れみたいなものがよくつく500mlなのだが、スポンジでごしごし洗うと簡単に汚れが落とせる。(だから、懲りずにつっこんでしまう。)

苦手:500mlはホルダーに入らないことがある

350mlではサイズが小さすぎるということで、500mlを購入したわけです。内容量にはとても満足しているのですが、こやつめ、どうやら太過ぎる……!

車の内装についているドリンクホルダー等に入らないことがあります。無理矢理押し込むと表面に傷がっ……!

350mlはドリンクホルダーにしっかり収まってくれます。恐らく、350ml版はコンビニ等でコーヒー等を購入して入れるという用途を想定した製品なのだと思います。まったくもってしっくりくるサイズ感です。実は、私が350mlを購入した場所は、豆を挽いて売ってくれたりする街のコーヒー屋さんだったりします。どうでもいいか。そうか。

苦手:すっぽ抜けそうな不安感がある

手で持つ分には良いのですが、リュックのボトルホルダーなどに入れた時に「すっぽ抜けるのではないか?」と不安感がよぎるのです。なんというのかな、ストラップをかけるような飾りが無いのが大きい。

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若干、中身に物を詰めた状態のTHE NORTH FACE製リュック、FP 18のサイドポケットに入れた状態。ゴム紐で締められるだけ、まだマシ。

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同じく、THE NORTH FACE製リュック、Chugach 35のサイドポケットに入れた状態。350mlを入れると余剰スペースが大きく感じられ、スカスカ感がある。ベルトを最大限きつく締めても余る感じ。
500mlはピッタリだが、タンブラーちゃんが寸胴体型なので、するっと抜け出そうな感覚を覚える。ベルトを締めたところで安心できない。

上部のくびれは飲み口そのものなので、そこに引っ掛けるのも躊躇するというか、なんだか変な感じがします。

なお、この部分を改良していると思われる製品ディオフタンブラーさんなるものも発売されています。

素晴らしい飲み口の構造を引き継ぎつつ、ストラップをかけられる輪っかを取り入れていて使い勝手が向上している気がするのですが、デザインがコレジャナイなので、買っていません。……買っていません!

疑問:そんなにモレるのか?

商品レビューで「横向きにしたら漏れる」という意見を読みました。「蓋が斜めだと漏れる」みたいなことを書いている人もweb上にはいるのですが、いやあ、それで漏れるのは当たり前なのではあるまいか。

横向きの件については個体差があるのかな、と思うところ。実は「漏れてるー!」となったことがあるのですが、理由はちゃんと締まっていなかったからでした。それ以外では漏れて困ったことはありません。

ただ、破損を含めて個体差が無いとはいえないので、そういうこともあるかと思います。「しっかり締める」を意識して使えば、そんなに問題にはならないと思います。反面、「しっかり締めることを前提としている」と考えれば、握力の弱い子ども等には向いていない製品と言えるかもしれません

余談:350mlと500mlのどちらを買うべきか

きのこたけのこ戦争的な。いや、そこまで均衡していない。

この製品を注文する際の最大の悩みの一つかと思います。何故かというと、「値段があまり変わらないから」です。もう一つの悩みはカラーリングをどうするか。

値段も重量もそれほど変わらないので、普通に考えれば500mlの方がお得でしょう。

以下は、どちらも使っている私の意見です。

私自身の経験ですが、水分摂取をそれほど必要としない冬場の街歩きには350mlで十分事足ります。一方、夏場などの多く水分を取りたい環境ではとても350mlでは足りません。そう感じたので500mlを追加購入しました。当然、夏場の街歩きには500ml一択です。

350mlが500mlに勝っている良さは「小ささ」だと思います。私はサコッシュを腰に巻き付けて、財布などの小物入れに使うことがあります。私が使用しているサコッシュには、どちらのサイズも入れて運ぶことが出来るのですが、重さも大きさもそれ程違って見えないのに、大きさを煩わしく感じるのは500mlです。350mlが非常にコンパクトに感じます。

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WONDER PEAKS製のFitpocketにつっこんだ状態。比較的よく持ち歩く財布、鍵、エコバッグと同時に入れる想定で撮影した。けど、スマホを忘れていた。
それはともかく、上3枚が350ml、下2枚が500mlの写真。このFitpocketという製品はストレッチ素材が素晴らしい製品なので、中身の形が目立つことは当然なのであるが、しかし、500mlはの主張っぷりはよくわかって頂けるのではないかと思う。あっさり入る350mlに対し、500mlは「入ることには入るけど、見た目凄い」。

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こちらはOGAWAND製のWrap Sackに入れてみた状態。Fitpocketのスーパーストレッチ程ではないが、少々のストレッチ性能を持つという柔らかめの生地のサコッシュ。上3枚が350ml、下3枚が500ml。500mlの主張っぷりにはもう言葉を無くすが、350mlも結構主張している感じ。

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最後は再びWONDER PEAKS製のViva la。上3枚が350ml、下3枚が500mlを入れた状態の写真。先に紹介した2つのサコッシュとは違い、マチを設けられたデザインなので、どちらのサイズを入れても見た目上の違和感は殆ど無い。写真には写っていないが、財布と鍵は表の別ポケットに入れられているので、内容物は全く一緒。
唯一の違いは、2つのサコッシュとは異なり、円柱の形をしたタンブラーに合わせた分の隙間が体との間に生じること。ただし、これはサコッシュの話なので、今回のこととは関係が無いような気がする。

腰巻に入れるわけでないなら、関係ない話だな!!

350mlは、500mlに比べると本当に小さく「感じ」ます。実際の内容量は明らかに違うので、たくさん水分を摂りたいときには不足を感じますが、そうでない場合に持ち物の圧迫感を考えるならば、350mlは決して悪くない選択肢だと思います。値段がさほど変わらないのも、その小ささに価値があるからだと思います。

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サイズ感の参考画像。青いのはNALGENE製のカラーボトル(広口0.5Lサイズ)、所謂ナルゲンボトルというやつです。
一番下の画像は、一般的なトイレットペーパーとの比較。

最後に

最高の飲み口、オサレなデザイン、表面加工や大きさなどの良好な使い勝手というポイントを兼ね備えた、なかなか素晴らしい水筒です。特に飲み口の心地よさは、一度経験すると他の水筒に不満を持ってしまう程です。常に持ち歩きたくなってしまう程です。少なくとも私はそうだ!!

保温保冷性能は、特別凄いとも不満とも思わないので、今回は書きませんでした。とりあえず、ステンレス製の二重構造ということで、汗をかいたりはしません。

輪っかの持ち手があって使い易そうなディオフタンブラーさん。飲み口部分は一緒っぽいので良さそう。だが、しかし(以下略。

何かと使い勝手のちょうどいいサイズ感。いや、もっと小さくてもいいか?

Wrap SackはOGAWANDの製品です。オサレ!!! 生地感よい!!!

FitPocketとViva laはWONDER PEAKSの製品です。特にFitPocketはスーツ着用時にも目立たない見た目、ストレッチ性能が凄いので、毎日仕事で使わせてもらっています。ヘビーユーズして汚れとかも酷いけど、愛!!!!



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