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山行記録 2022/3/20 高野山

三連休に、高野山をめぐる観光ハイキングに行ってきた。ツレが企画してくれたので、自分は言われるがまま、車を運転し先を急ぐのみ。

今回のコースは、標高800mに位置する高野山の集落を観光しながら、周囲の山々を登って行くというコース。

高野山は世界遺産にも登録されており、弘法大師空海が開いた「一山境内地」といわれる場所。峠道を登った先に突如として街が現れる、というスポットで行くまでどんなところか想像がつかなかった。「宗教都市」という意味でギリシャのメテオラ、チベットなどに並ぶような存在なのかもしれない、と思う。


前日に、橋本市内のビジネスホテルに宿泊。ホテルルートインの朝食がルートイン史上最高?に豪華でありがたかった。いつも、山行中に血糖値が下がってしまいシャリバテ気味になりやすかったので、ここはご飯大盛りでガツガツと食べておく。

ホテルの朝食が6:45スタートということもあり朝は遅めのスタートに。高野町役場の広い駐車場に停車したのち、女人堂から登山スタート。

女人堂の傍から「弁天岳」にのぼり、高野町の目貫通りを観光しながら、金剛峯寺へ参拝。その後、弘法大師の御廟がいらっしゃるという、奥之院へ。奥之院へ続く道は、杉の大樹と沢山のお墓が並んでいて、歴史的人物や、功をなし財を得た人々のお墓がたくさんある。石田三成のお墓もあった。

また企業が創業家や主要な人物のために建てたお墓もあって、クボタなどの有名企業の名前もあったり。ここはお墓なので写真撮影することは憚られたけれど、中には一眼レフを構えた年配の方々が集団で写真撮影されていたりしたのも印象的だった。

「奥之院」の中ではお坊さんたちがお経を唱えており、ここは本当に神聖な雰囲気を感じることができ、仏教のパワーのようなものに溢れていた。天井には無数のランタン?のようなものがあり、照明の雰囲気なども荘厳さを際立たせている。ここら一帯は写真撮影禁止。観光客で賑わっていたのが似つかわしくないくらい、荘厳な雰囲気だった。


その後は、連れが足が痛いということもあり「帰ろうかな?」と思いながらも、なんとか予定通りに山行。「摩尼山」、「楊柳山」、「転軸山」、と高野三山を一気に駆け巡る。時間が遅かったからから、あまり登山者とは出会わなかった。(そもそも、高野山の観光地にもほとんど登山客は見当たらず、普通の観光客ばかりでした)

観光と登山がないまぜになった、独特な山行体験が楽しめるスポットでした。


詳しい山行ルート、写真などはYAMAPにアップしているので、気になった方は見てみてください。

高野山をめぐる観光ハイク。 
https://yamap.com/activities/16240343 #YAMAP

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