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販売士(リテールマーケティング)1級(2022年1月度受験)合格のための勉強方法とは?

2022年1月上旬に販売士1級試験を受験してきたのでレポートします。
まずは結果から…
合格点350点に対して320点で不合格。
マーチャンダイジング、販売・経営管理の2科目は70点以上で科目合格となりました。
勉強時間合計:93時間
ハンドブック回転数:5科目を何とか2周回せました。
バックグラウンド:2021年中小企業診断士1次試験合格。2次試験結果待ち

目次

  1. 受験しようと思った理由

  2. 受験の戦略

  3. 受験の感触

  4. 合格までに必要なこと

1.受験しようと思った理由
中小企業診断士という経営コンサルタントの資格保有に向けて勉強をしており、資格取得をした後に、何かの専門スキルを磨かないと通用しないと思ったためです。現在は食品メーカーの経営企画の仕事をやり始めてマーケティングを主に担当することになり、販売士の資格が自分の仕事の専門化スキルを高めることに繋がるのではないかと考えました。また、中小企業診断士試験の企業経営理論、財務会計、運営管理の科目にも出てくるような内容と共通する部分もあり、勉強がゼロからのスタートではないので少ない勉強時間で資格取得ができるのではないかと考え受験に至りました。

2.受験の戦略
 まずは徹底的に情報収集を。。。と思いましたが、これまた情報が少ないこと。。。
参考にしたのはこのブログでした。

ただ2014年の記事だったので、どこまで参考になるのかと思いましたが、自分のバックグラウンドと共通する部分もあったので、勉強時間目安は50時間程度かなと思い、勉強を開始しました。
ただ実際のところ、あまり参考になりませんでした。
その理由は
・PCでの受験になり、このスタイルでの受験情報が全然ない
・上記により難易度がだいぶ上がり過去問ベースではもはや合格できない
ためです。
色々調べていくと最も勝率の高い方法は、協会が提供している公式ハンドブックをしっかりと頭に入れておくことであるところまではあたりがつきました。
念のため1科目だけ過去問を買いましたが、実際はまったく必要ありませんでした。買わなくて大丈夫だと今になっては思います。
早速ハンドブックをネットで購入し(5科目で7千円くらい??)、勉強をはじめました。各科目150ページくらいなので、合計750ページくらいのボリュームです。思ったより内容も濃い為、これは腰を据えて5回転くらいさせないと頭に定着しなさそうだなと思いました。
実際に回し始めると全然進まない。。。5科目を1回転させるのに、60時間かかりました。ただ、これをコツコツやることが一番手堅く合格できるのではと、毎日少しずつ勉強をしました。2か月前くらいから勉強を始めて、試験前日までには5科目を何とか2回転させるところまででタイムアップとなりました。試しに1科目は少し3回転目に着手したところ、キーワードについてうっすら頭に入っているような感じで、記述対策は無理そうだな~という感触でした。1科目以上科目合格できていればラッキーかなという気持ちでした。

3.受験の感触
5科目合計で90分。1科目20問で、内10問は選択式、10問は記述式でした。
時間は40分くらいあまりました。意外と時間は全然余る。見直しをしても30分あまったので、待たずに試験終了としました。
結果は500点満点中350点以上で合格ですが320点で不合格でした。
※試験終了後にすぐ結果がでるのはとても良かったです。
こんな紙を自分で印刷したら終了です。

2科目合格できていたのと、不合格の2科目もあと1問、2問正解していれば合格していたので、思ったより点数取れたなという印象です。
身構えていたからか90時間程度勉強した身としては想定よりは点が取れるテストだった印象です。
というのも記述問題が意外とキーワードを書くだけだったので、2,3行書けないといけないのかなと勝手に妄想していたからか、わかれば簡単にかけるしわからなければ全く書けないという感じで、とにかくサクサクすすめられる印象でした。
流れとしては、現地に行かないとわからないことが多々ありましたが、担当者が丁寧に説明してくれるので全然心配はいりませんでした。

簡単に説明すると、最初にこんか紙を配られます。ログインIDとパスワードが書いてあるので、席に着いたらこれを入力します。

↓こんなような紙も渡されるので安心です。
時計や筆記用具、スマホは持込み不可で、現地でペンとメモ用紙(↓)を渡され、持参した電卓のみを持込み臨みます。

ログインをすると時間測定がされない練習問題もあるので操作にはすぐに慣れました。
カタカナは全角
数字は半角
英語は大文字のみ?だったような
そんな記述式の答え方の指定がありました。
あと、中黒(・)は使えますとか書いてあって、それ入力するしないで答え変わってきたら怖くないと思い、最初は自信ない答えは・を入れるようにしましたが、(例えばWEB・EDIとかジャスト・イン・タイム物流とか)、見直しでもう1周目の時に全部中黒は外しました。実際どの問題が合ってるか間違っているのか、メモ用紙も持ち帰れないのでよくわからないですが、とりあえずそれで合格点が取れた科目や、合格点近く取れた科目もあったので、何とかなったような気がします。ただ、ハンドブック記載のキーワードの書き方まで覚えていればベストではあったのかなとも思います。

4.合格までに必要なこと
上記を踏まえると、勉強のやり方自体は間違っていなかったのだと思います。もともと受験要綱にハンドブックから70%程度出題しますとも記載があったので、ハンドブックを5回転すればよっぽど記述対策としても十分なのかなといった印象です。
中小企業診断士の科目としては、経営法務の科目合格を狙うくらいの勉強時間(150時間くらい)あればよっぽど受かるのではといった感触でした。
残り3科目は5回転ハンドブックを回すことに注力して合格をもぎ取りたいと思います。

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