『夕映え天使』を読んで
妹からの推薦で、浅田次郎さんの短編集、『夕映え天使』を読んだ。
6本の短編が入っており、サクサクと読み進めることができた。
一本目はタイトル通り『夕映え天使』
中年の男性とその父親が経営する店に、ある日突然住み込みで働かせてほしいと女性がやってくる。彼女は精力的に働き、店の看板娘となるも、結婚を申し込むとその時には「ありがとうございます」と言いながらも翌日姿を消してしまった。
1年間が過ぎ、彼女が自殺したという連絡が入る。自殺をした際、彼女の身分を示すものは携帯しておらず