最新の塗り壁材Sto(スト)・セナジー・欧州壁をご紹介
こんにちは、あつしです!
最近、外壁の主流はサイディングです。
しかし、昔ながらの塗り壁も見直されてきているのをご存知でしょうか?
塗り壁ならではの意匠性の高いデザインや、味のある質感。
他にも、環境に優しくエコであることや
シックハウス症候群などの原因になる化学物質を含まない自然素材の塗り壁も注目されています。
塗り壁は、汚れやすい、ひび割れしやすいと言われていますが、
最近は、汚れがつきにくいものや、伸縮性の高い塗り壁材も登場し、デメリットも軽減されてきているんです。
そこで今回は、最新のおすすめ塗り壁材情報をお届けします。
ぜひ、参考にされていみてくださいね!
Sto(スト)
引用:カントリーベース(以下同じ)
Sto(スト)とは、ドイツの塗り壁材で、日本ではまだ知名度が低いのですが、世界ではシェアNo1の塗り壁材です。
〈Stoの特徴〉
①超撥水効果
②ひび割れが少ない
③豊富なカラーバリエーション
なんと、Stoには、雨と一緒に汚れを落とす作用があるんです。
ハスの葉が水をはじいて汚れを落とすのと同じ効果から、"ロータス効果"と呼ばれています。
撥水効果は約12年と言われており、"ロータソン塗料"で塗り替えのメンテナンスをすれば、撥水効果は復活します。
また、Sto工法と呼ばれる、マニュアルに沿った施工法を行えば、経年劣化によるひび割れは非常に少なくなります。
Sto工法は、建物の動きに追従する下地作りと、弾力性のある仕上げ材を使うことがポイントです。
そして、カラーバリエーションがとても豊富。
調合によって、900種類もの色を選ぶことができます。
ただし、撥水仕上げに対応できないカラーもあるようです。
セナジー
セナジーは、アメリカでTOP3に入る、リフォーム対応の外壁用塗り壁材でシェア率トップを誇るブランドです。
新築にも使用できるハイブリッドな塗り壁材。
〈セナジーの特徴〉
①どのような下地でも施工可能
②ゴミを出さない
③ひび割れしにくい
一番の特徴は、サイディング・モルタル・板金・リシンなど、どのような外壁であっても上から塗り壁にすることができます。
最近は、中古住宅をリノベーションする人も増えてきているので、セナジーを使えば、手軽に塗り壁にすることが可能です。
また、既存の外壁の上から塗ることができるので、廃材がほとんど出ず、廃材処理費を抑えるとともに、環境にもやさしい塗り壁材です。
そして、セナジーのマニュアルに沿った施工法を行えば、ひび割れもしにくいと言われています。
ベースコートを塗り、壁全体をメッシュでふせ込、割れにくい下地を作るためです。
欧州壁
欧州壁は、日本製の無機質系塗り壁材です。
一般的に使われているアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの塗料は、合成樹脂が使われており、有機質系塗料と言われています。
無機質系塗料は、鉱物などの無機物が使われており、紫外線などの影響で劣化しにくいと言われています。
ですが、無機物はそのままでは外壁材として使えないため、有機物が混合されています。
欧州壁は、無機質材90%以上で、無機質の割合が多くなっています。
外壁はもちろん、内壁にも使うことができます。
〈欧州壁の特徴〉
①紫外線に強い
②通気性がよい
③汚れにくい
④色あせしにくく、はがれにくい
⑤消臭・抗菌作用がある
⑥結露しない(カビが生えにくい)
欧州壁は、光溶媒酸化チタンを塗材に混ぜ込んでいます。
一般的に光溶媒はトップコートとして使用されているので、経年劣化により剥がれ落ちてしまうのですが、欧州壁にはその心配がありません。
光溶媒には、さまざまな作用があります。
紫外線が当たることで、有機物を分解・除去し、殺菌・防カビ・脱臭・汚れ防止作用などの効果があります。
通気性はありますが、水の浸入を防ぐので結露の心配もありません。
そして、自然素材が主成分の無機質系なので、色あせや剥がれに強い塗り壁材です。
また、微弾性があり、ひび割れにくいと言われています。
カラーバリエーションは84種類です。
まとめ
今回のまとめは、このようになります。
【最新のおすすめ塗り壁材】
・Sto(スト)
・セナジー
・欧州壁
塗り壁は気になっているけれど、コストがかかるし、ひび割れが気になる……という人もいるかもしれません。
ですが、今回ご紹介した塗り壁材なら、機能性が高いので、長い目で見るとメンテナンス費用を抑えることも可能です。
塗り壁にしてみたい方は、選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
塗り壁といえば、ジョリパットもおすすめです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
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