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ASTRO BOTをやったという話

こんにちは。もぶなおとです。

巷で話題のASTRO BOT、遊んできました。

PS5のおまけで入ってるゲームの続編(製品版?)で、それが中々面白かったんで買ってみたんですけど、ぶっちゃけここ最近遊んだゲームの中でダントツでした。
俺は特にニンテンドーよりプレステで育ってきた人間なので、自分のゲーム史を振り返って遊んでるみたいで、感慨深くなってウルっと来るような瞬間もままあり…正直大して期待してなかったのもあって、その分かなり満足度は高かったです。
是非手に取ってほしいなって思ったんで、ネタバレ控えめに感想言っていきたいと思います。


感想

まず感想から。ホント、大満足でした。アクションゲームとしてのツボをしっかり押さえながら、PSファンに向けたサービスもしっかりやってくれて、解体されてなくなってしまったジャパンスタジオの魂を感じられる超良作だったと思います。過去サルゲッチュ、クラッシュ、ラチェクラなんか遊んでた世代はバッチリハマるんじゃないでしょうか。後述もしてますが、色んな時代のPS出身の有名キャラが次々出てくるので、同窓会で懐かしい顔ぶれにあった感覚になるんですよね。PS5を今持ってる人間なんてぶっちゃけヘビーユーザーしかいないだろうから、そこもうまくマッチしてるんじゃないかと思います。

良かった点

1.プレイステーション・オールスターズ

正直これが一番刺さりました。各ステージにロボットが隠れていて、中には歴代PS作品のキャラのコスプレしてるロボットもいて。
そのロボットに出会う度に「いたなぁ!こんなやつ!」だったり、「あ!!○○だ!」ってテーマパークでキャラクターにあったみたいに楽しいんですよ。
しかも、ゲーム内で集めたコインでそのキャラに小道具持たせることもできて、そのモーションが原作を知ってるとニヤッとできるものばかりでマニア心をくすぐるんですよね。マイナーなキャラとかにもそういうちゃんと原作をやってないとわからない要素が含まれていて「あぁ、ちゃんとそのキャラのことを覚えていてくれてるんだなぁ」って、すごく嬉しかったです。
各面の最終ステージは、ゲストキャラの力を借りて攻略するスペシャルステージになっていて、BGM含めてどれも最高の出来になってました。基本ボス戦の後にあるステージなので、ファン的にはちゃんとご褒美になってるのが良かったですね。

アーロイ、ネイトとか。こんな感じにコスプレしてるロボットがいる。ソニー産だけじゃなくてギルティギア、バイオとかサードパーティのキャラも対象になってる。


2.ハード性能を活かしたPSらしい遊び

前作の「ASTRO PLAYLOOM」でもデュアルセンスの機能を活かした遊びは多かったものの、やや強制力があり、必ずその機能にフォーカスした遊びをしなければならないといった印象がありました。
今作は、パワーアップアイテムとして「デュアルセンスの機能を使ってアクションの幅を増やす」というアプローチに代わっていて、ちょっと上手ぶれるアクションができたりと、アクションゲームとしての快適性もよくなっていた印象を受けました。
またデュアルセンスの機能の中で個人的に感動したのが、踏んだ床の材質とか、水に触れたときの感触とか、そういうのが細かいバイブレーションでわかるんですよね。ハードの性能によって没入感が増すので、PS5ならではの体験になっているなと思いました。
あとは描画できるオブジェクトの数ですね。集めたボットはベースキャンプみたいなところに集まるんですけど、それぞれ衣装とか動きがあったりするのに300体近く動いてても一切重くならないんですよね。

奥のボットが全部動いてるのに一切重くならない。わちゃわちゃしててかわいい。

気になった点

1.アダプティブトリガーが疲れる

長所でもあるんですけどね…L2R2の押し込みがかなりトリガー感のある演出(例えば銃を撃つのであれば引き金の重さだったり、弾の出る反動があったり)があってすごく没入感があるんですけど、いかんせんボタンが重たいのでステージ中ずっと使ってると若干指が疲れてくるという…
前述の通りホントいいところでもあるんで、いちゃもんみたいな内容ですけど、まぁ機能の一長一短ってとこですかね。

2.ボットを集合させた時のレスポンスがたまに悪い

ホント、文句のつけようがないというか、この作品短所がほぼ無いんでこういう細かいとこになっちゃうんですけどね…ベースキャンプでボットを複数集めて動かすギミックがあるんですけど、90体あたりからやや集合の際にどっか引っかかったりして若干レスポンスが悪くなるところがありました。まぁでも若干なのでプレイフィールにはさほど影響ないかなって思ってます。

最後に

何度も言うようですが、ジャパンスタジオが築き上げてきた遊びの歴史がぎゅっと詰まったオールスター感満載のPS30周年の集大成的な作品に仕上がっていたと思います。仮にPSソフトをほとんど遊んできてなくても、ここから元ネタを遊びに行くきっかけにもできると思うので、ぜひ遊んでみてください!

今ではほとんど見なくなった説明書が、ポスターと兼用できる形でちゃんと入ってます。
ゲームソフトを開けて分厚い紙が入っている嬉しさよ。


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