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さらなる奇跡

前回の「道なき道を行く感覚」を書いた次の日、、、、

実習が終わって研究室の先生のところに行くと

そういえば、耳鼻科にHarvardに留学していた先生がいるから、一度話を聞きに行った方がいいと思う。

と言われたのだった。



病院の駐車券を取りに行こうと向かったその帰り道で、、、


耳鼻科のその先生が現れ、、、

私は咄嗟に、

「すいません。医学科6年の〇〇というものなのですが、、、」


と話しかけると、、

「1、2分の話で終わりそう?そうでないのなら外来で話しましょう。」

と言ってくださった。

「1、2分だとちょっと難しいかもしれません。」

というと、外来に通してくれた。


こうこうこういう理由で春にStanfordの耳鼻科に行くことになってるんですというと。


数秒先生は沈黙を置いて、、、


先生「君、、、、凄いね。君、何かもってるよ。実は自分がHarvardでお世話になった先生は当時Harvardの1つのdivisionの教授だったけれども、今年からStanfordの統括教授になるんだ。」


私「・・・・!?」


先生「そう。君、もってるよ。本当に。」


恐ろしいことにその教授は2021年6月付けでStanfordの耳鼻科の全統括教授としてHarvardからStanfordに移動していたのだ、、、、


先生「PCRとか色々行くまでに出来るようにした方がいいかもな。」

私は唖然とした。


私は神様に前髪を掴んではもらってないけれど、触ってもらったくらいの確率の運を引き当てたのだ。


この機会をものにできるかは、、全て自分にかかっている。

身の引き締まる思いである。


絶対にこのチャンスは逃してはならない気がする。


気ばっかりがせいてギャップに苦しむ日々が当分の間続きそうだけれども、、、、


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