トリコチロマニアと戦うちゃん

戦うことにした。
違うな、ずっと戦っているし、悩んでいる。

詳しい解説は端折っていく。
お手元の端末で、各自ググってちょ〜だ〜い♪(みんなま〜るく？？)
トリコチロマニアと戦っている人が見てくれたらいんでないかい？
文章にして向き合っていこうかなってなんとなく思った。
完全に見切り発進での発信です。
秋生まれなので飽き性です。

トリコチロマニアってのは抜毛症のことですね。
簡単に言うと、体毛を抜いてしまうのですね。
症状は様々なようだが、私の場合は主に髪の毛。
中学生くらいのときから、現在まで、ということは10年近く続いていることになる、いま計算した、驚いた。
今までに何本の毛髪が犠牲になったことやら。
気づいたら床が髪の毛まみれということも少なくない。
この場をお借りして髪と頭皮にお詫び申し上げます。いつもごめんね。
見た目で薄くなっている部分は今の所ないのだけれど。

インターネットでトリコチロマニアについて調べると、精神科に行け。今すぐにだ。みたいなことが書いてある。
ほんまかい？
ていうか精神病なのかい？

心の面で問題があることが毛を抜くことに表れる
みたいなことが書いてある。
ほんまかい？

最初は人の目を盗んで髪の毛を触っていた。
んで、今は全然人目を気にしなくなってしまった。
というより、自分の中で、人目よりも髪の毛を触ることの方が優位になってしまった。

抜くときは集中したいときが多いのだが、今みたいに必死に文章を錬成している時はこのスキルは発動しない。自分の好きなことだから？
恐らくいいえ、例えば、好きなアニメを見ながら抜いているときも全然あるから。

一番ひどいのは、勉強している時。これに尽きる。
発症したての、中学生の受験時期の私にとっては勉強がストレスだった。でも今は大学生になり、勉強も別段嫌いじゃない。だから、10年経ても髪を抜くのをやめられない理由が分からない。勉強からの逃避のために触っているのかと思ったのだけど。頭皮だけに？！ガハハ！！

この事について学校の先生にうっすら話したことがある。髪を無性に触ってしまうのだと。そんな言い方しかできなかったけど。そのせいで先生からは抜いちゃうとかじゃないなら大丈夫！よくあるよ！
と、言われてしまった。私は何も言えなくなった。

違うんだよ先生、抜いちゃうんだよお！！
こずみ、心の俳句。

最も大きな原因は、くせ毛にあると思う。縮毛矯正でなんとか封じ込めているけど、幼い頃の私を見るとJ○UNETSU TAIRIKUでも演奏しそうなヘアである。アハ体験でもしそうなヘアなのである。……この表現、怒られますか？ともかく、そんな感じにくるくるの私の髪の毛たちである。コンプレックスである。完璧主義でおせっかい女の子のめちゃモテ委員長のサラサラヘアーに小学生の時から憧れてるのである。私は矯正をかけたての真っ直ぐな髪の毛は抜かない。抜くときは矯正され損ねたウネウネのビビリ毛か、矯正してしばらく経って現れ始めたウネウネのビビリ毛である。ご丁寧にじっくりまさぐって、ベスト・オブ・ウネウネしてる奴をプッチンと抜くのである。自分では、この触り心地がイイのか、抜く瞬間がイイのか、全くわからん。両方かもしれない。

なんどやめようとしたか分からない。今日からやめよう作戦、1日数本限定作戦、髪の毛縛っちゃうね作戦、指封じ込め作戦、いずれも失敗に終わっている。

ところで先日、8600円もする帽子を買った。ずっと欲しかったバケットハットである。古着屋で見つけたそれは私の顔に、頭の形にすんなり馴染んだ。物凄く悩んだ末に、これ以上に似合う物にはもう出会えない気がしてレジへと運んだ。貧乏学生にとって、決して安くない買い物である。普通の服でさえ、この値段のものを買ったことは未だにない。気に入りすぎて電車でもバスでも身につけた。室内で帽子？？？と思っていた私はもういない。
かわいいからいいのだ！！！
お部屋でもかぶっちゃおうかな？？

あ、そういえば、帽子をかぶっている私は髪の毛を触らない。